スピリチュアルに没頭していた時、よく
・執着してはいけない
・執着を手放そう
・全てを受け入れ許容しよう
という文句を目にしたり聞いたりして、一生懸命に自分が持っている「執着」を無くそうと努力しました。
- 子育てに対する執着
- 人間関係に対する執着
- お金に対する執着
- 世間体に対する執着
などなど、自分が「それ」を考えたときにぎゅっと体に力が入るものは執着している証だと知り、
この執着を無くさなければ!
と必死にもがきました。
しかし、執着を無くさなければと思えば思うほどますます力んでしまい、執着を手放すどころかさらにそれを意識してしまい、悪循環を繰り返していたように思います。
去年、ノンデュアリティ(非二元)の概念、そして私のバイブルである著書「悟りを生きる」にであい、
○目の前で起こること
○頭の中の思考
これら全てが自分の意志で行われているものではなく、ただ単に起きていることだということを知りました。
そして実際に自分自身を観察していて、それが事実であることを確認しました。
その時、
起こっていること、
そして頭の中の思考全てが
私の意志とは全く関係なくただ単に自然に起きていることなのに、
私は一体何に執着をするのだろうか
そもそも、執着なんてできない
というひらめきが起こりました。
そしてその瞬間、今までもがいてもがいて必死に無くそうとしていた全ての”執着”が私の中からスッと消えました。
あまりにもあっけなく、それらは私から去っていきました。
何が起きても、それをただ起きていることと認識するだけで、どんなエネルギーも体の中を通っては出ていきます。
これが、「抵抗をしない」ということともつながるのかもしれません。
これは、「いま」に集中していればできます。
「いま」に集中して、一つ一つの出来事、浮かんでいる思考を見つめてただそれをそのままにしておけば全ての執着から解放されます。
全てをただ、
そのままにしておく
とてもシンプルでした。
今年も、ただ起きるままに身を任せて生きて行こうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
すてきな一日をお過ごしください
ドイツより愛を込めて