突然ですが、わたくしもともとも
とてつもなくせっかち
なんです。(笑)
じっとしていることがとても苦手で、ずっと動いていないと不安になります。
人と話していて間ができると、
何か話さないといけない!
間を繋がねば!!
と焦り出し、何か話すネタを必死になって考えたりするタイプです
Happyちゃんのこちら↓の瞑想動画の中の和尚さんの言葉を聞いて、ゆっくりすることの大切さを知った私。
(ちなみに、こちらの朝瞑想の動画が好きすぎて朝も昼も夜も聞いています)
でも実際に何をゆっくりしたことがわからないこれまたせっかちな私は、動画の中の和尚さんの言葉通り、まずゆっくり歩いてみることからはじめてみました。
いままでいかに早く物事を済ますかということに重点を置いてたの私にとって、最初ゆっくり歩くことはとてもチャレンジングなことというイメージでしたが、和尚さんが紹介しているブッダの言葉通り、一歩一歩を意識して歩くようにしました。
すると、ゆっくり歩いてみた初日で、
ゆっくり歩くのは心地よい〜
ということに気づきました。
そして、ゆっくり歩くので、いままで目に入ってこなかった景色やお店が目に入ってくるようになりました。
2010年にフィンランドに移住してその後のイタリア、現在のドイツにきてからもずっと、東京で働いていた時の通勤時の高スピードで歩き続けていた私(笑)
超高スピードのベビーカーに乗せていた子供達、
ごめんよー!!
いままで何をそんなに急いでいたのだろう…
今、
子供達に心の底から謝りたい
超せっかちな私は、最初この”ゆっくり”を意識して生活した時、ゆっくりし終わった後に、
ゆっくりしてたから、
まだあれも終わってない!
これもまだ終わっていないから急がなきゃ!
こういう気持ちになるんじゃないかなと心配してたのですが、ゆっくりの行動が終わった後は心も体もリラックスしていて、
あ〜心地よかった。
という気分だけが残りました。
まだ終わっていないタスクを思い出しても、
あれ、別に急ぎじゃないわ。
あれ、別にしなくてもいいわ。
と、自分が必ず成し遂げなければならないと思い込んでいたタスクを客観的にとらえ、実は大したことじゃなかったことに気づきました。
ゆっくり歩くこと。
ゆっくり歩いてみて感じたこと。
これらは35年間せっせと超せっかちで生きてきた私にとって、とても大きな発見でした。
現実ばかりを見ていると、自分であれもこれもしなければとついつい思ってしまうし、そして、全てのことを自分でしているのだというような錯覚に陥りやすいのですが、いったん力を抜いて地球の壮大な力に身を委ねてみると、自分の力でできることなんて微々たるものなんだよなー。と、いままで頭の中だけで理解していたことを身を持って感じたような気がしました。
自分で必死になってあれこれ頑張るよりも、リラックスして宇宙の流れに身を任せていた方が全て良い方向に進む。
まさにこれだなと思いました。
もし私のようなせっかちな方がいらっしゃいましたら、一度
これ、本当に私が求めているペースかな。
これ、本当に私が心地よいと思っているペースかな。
と立ち止まって自分に聞いてみてください。
意外な発見があるかもしれません
それでは本日も、ドイツから愛を込めて
Tschüss