ありんどパン -2ページ目

ありんどパン

おやつにパンを食べようと思ったら、蟻さんがむらがっていた・・・

しかも食べてから気がついちゃった・・・

そんなせつない日々を書き残そうというのが発端です

なんで一緒にいるのがいやなの?

肉親のこと嫌いなの?冷たいね!

 

 →家族はとても大事だよ。でも人と何時間もいるのが疲れてしまうんだ・・・。


この香水、すごくいいのに

せっかく選んであげたのにどうしてつけないの?冷たいね!


 →プレゼント、うれしい。でもどうしても苦手な香りなんだ。

  飾って見ているのがいいんだ。ごめんね・・・。


どうしてもっとおしゃべりしないの?女だったらふつうでしょ。

私たちのグループが嫌いなんでしょ。


 →みんな好きだよ。

  でも私はそんなにおしゃべりが得意じゃないんだ。

  みんなのしゃべるのを聞いているだけで楽しいんだ。


どうして病気が治らないの?どうしていつも疲れ気味なの?

努力が足りないんだね。


 →治らないんだよ。努力は足りないかもしれないけど・・・。


SNSどうしてやらないの!仲良くしたくないの?


 →私の中では仲良くするのと、情報をマメに交換するのは、違うことなんだ。

  SNSはしてないけどあなたは大事にしてるつもりなんだ。


どうしてできないの?愛が足りないんだね。


 →精神的にはすごく愛情と尊敬の念をもってるつもりなんだ・・・。

  内臓でもお金でもあげられる。

  でも自分の体調や性質はどうにもならないんだ・・・。









夫のハンカチが消える。


引き出し内のストックの枚数が減っていくのである。

この1年で5~6枚は消えている。


いったいどこへいってしまったのか。


夫にたずねると

彼はパソコンから目をあげて「ああ」と言った。

「ハンカチ落としのせいだよ」


へ?ハンカチ落とし?


「最近ニュースでやってる、アレだよ。

デスクワークの多い職種は

レクリエーションと軽い運動を兼ねて

日本の伝統遊戯を行うように、ってお達しが出てるんだ。


ウチの会社は『ハンカチ落とし』をやってるんだ。

僕のハンカチを提供するんだけど

時々靴で踏んでしまうんだよ。ハンカチ落としだからね。

それで靴跡の汚れが落ちなくて、処分してしまうんだよ。

ピンヒールで踏まれて穴があくこともあるな」

 

まあ、そうだったの。

でも毎回ハンカチがダメになると困る・・・。

順番でみんなのハンカチを使うわけにはいかないの?


「うーん。難しいね。

上司はハンカチ持たない主義だし」


女性社員ならハンカチを持ってるのでは、と言いかけたが

夫は紳士的な性格だ。

女性にハンカチを犠牲にしろとは言わないだろう。


・・・そうだ!

ハンカチ落としはやめて、

『だるまさんが転んだ』にしてもらってはどうだろう。


「それは社内でも検討したんだけどね。

でも一回やったら、部長が中腰で無理したもんだから

ぎっくり腰になって大変だったよ。

それで『だるまさんが転んだ』は却下されたんだよ」


まあ、それは仕方ないわね・・・。


そういうわけで、ハンカチは今も減り続けている。



ふるさとから柿が届く。


実家にいたときはごはんの代わりに柿をさくさく食べていたが

遠く離れた今は貴重だ。


そして果物はいろいろ加工品もあるけれど

柿だけはそのままがいちばんだと思う。



枯れた葉をむしる。


するする剥いてゆく。

ぴかぴかの皮。


おしりがピンポイントで黒くなっているのを切り取る。


へたの部分を包丁でざっくりえぐる。


4つに割って、いただきまーす。