読了・・・ズシリ | 英語とエイサーとベリーダンスで世界の架け橋に★沖縄出身福井在住MIRIKAのいちゃりばちょ~で~ブログ★

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英語・エイサー&沖縄民謡・ベリーダンス&フォークロアを通して世界を繋ぐ架け橋になるべく熱い魂(マブイ)を持って活動。「一度会えば皆きょうだい」という意味の沖縄のことわざです。



読んだ後ズシリと重たい気持ちの残る一冊でした。。。

命の重さ、親子の在り方などについて、ものすごく考えさせられる作品だし、感動というか、涙したシーンもあったんだけど、最後のページの展開だけは要らなかったなぁーーー(>_<) それがなかったら、「考えさせられる作品」で良作なのに、最後の最後での展開が不気味すぎて💦気持ちの悪い後味を残す感じが、なんかホラーみたいで私は苦手だーーー💦

本に関しては雑食系の私が本を読んで「この展開は要らなかった」と言うのはかなり珍しいんですけどね💦

でも、この作家さんの作品はまた読んでみたいな、と思いました。最後の展開がなければ好きな作品なので。

最後の展開についてはとりあえずスルーして、この本の中には、自分の身近に、下手したら自分自身の身に起こり得る問題が沢山出てきています。

夫婦間のほんの少しの違和感
子どもの本当の気持ちを考えてあげられない親
望まぬ中絶
インターネットでの誹謗中傷
大切な人の自殺

日常で起こり得る事件ばかりで、改めて考えさせられました。

子育てにおいて大切なのは、世間体とか、自分にとって正しいか正しくないかとか、そんな事ではなく、その子にとって何が一番いいのかをきちんと考えられる事、子どもの気持ちをちゃんと尊重してあげる事だなと思います。