本屋でたまたま目に入って買った本。息子が将棋をしていなかったら恐らく読まなかっただろう一冊。
ノンフィクションを読むのは久しぶり。私基本的にはあんまりノンフィクションが好きではないんだけど、これはグイグイ引き込まれました。
胸が締め付けられたり、胸が熱くなったり、温かい気持ちになったり、目頭が熱くなったりしました。
なんとなく高校を出て、なんとなく大学を出て、なんとなく就職するのではなく、夢を追い掛け、ひたすら追い掛ける青年達。結果夢破れても、その夢が与えたものは何かしら残る。現実は厳しいけれど、それと同時に、優しくもある。
生きるってこういう事だなと思う。
聖の青春も買おうと決めました♪
私は、夢は必ず叶う、とは思っていない。
でも、それに向かって努力し破れても、悔いは残らない。
傷が癒えるまでは時間がかかるかもしれないけど、現実の厳しさを身を持って知り、傷が癒えた時に、その努力した結果が、自分に優しく語りかけてくるよ。
だからさ、夢や目標がある人は、ガムシャラに頑張ってみたらいいよ。
中途半端にやって後悔するより、やりきった方がいい。
それが絶対に叶うとは私は言わないけれど、その努力した結果は、自分の人生を豊かにしたり、自分の人生の誇りとなったりするから。