ハイターイ
MIRIKAやいびーん
突然ですが、皆様、「自分って成長したなー」とか、「自分って変わったなー」って思う時ってありません
私が変わった事、成長した事と言えば・・・
例えば、体調を崩した時や、怪我をした時。
一昔前なら、それがすごくショックだったし、いつも「いや、私は大丈夫だ！」って、現実逃避していました（笑）
だから、鉛筆を持つだけで手が傷む様なひどい状態の時に、イベントで太鼓振り回してたり、40度近い熱が出たって、「エイサーすりゃ治る！」って言ってエイサーしていたり（笑）
これは子どもの頃からで、通学中に大怪我したのに血をたらしながら学校に行ったり、熱があっても学校に行ったりしていました。
でも、20代中ごろまでは、それでも大丈夫だったんだけど、だんだんと、無理したらそのツケが後々回ってくる様になり・・・
治りが遅くなったり、悪化したり・・・
最初の頃は、それがすごくショックだったし、正直、練習できない自分が悔しくて泣いた事もあります。
私は、本当は、一日足りとも休みたくないのです！
けれど、今では、そういう自分も、受け入れられる様になりました。
年齢を重ねるって、こういう事なんだろうなと思う。
私はもう10代じゃないし、20代前半でもない。もうすぐ30歳。
「なるべく長く現役でエイサーを続けるためにも、身体は労わってあげないと！」
だんだんと、そう思う様になって。
それから、体調を崩したり、身体を痛めたりすると、「ああ、私、無理してたんだな」って、体のサインだと思って、休む様になりました。
ああ、私、変わったなぁと思うのです。
そして、成長したなぁとも。
すっごく些細な事かもしれませんが、つい最近まで、「私は止まったら死ぬ」って、結構本気で思っていましたからね！（笑） 死ぬっていうのは、生命的な意味じゃなくて、魂とか心。
それで、気が付いたのですが、私、ちょっと前までは、「何もしない」という事が、とても恐かったのです。
「絶対に止まっちゃダメだ！」と、強く思っていました。
父親が亡くなった時から、私は、今思い返せば、「必死に」生きてきました。
お母さんを支えなきゃ！
家族を支えなきゃ！
亡くなった父親に恥じぬ様に生きなきゃ！
亡くなった父親の分も精一杯やらなくきゃ！
そういう気持ちが本当に強くて、ずっと、必死に生きてきたのです。
正直に言うと、頑張らない人が嫌いでした。
ただ単に流されて生きる人が嫌いでした。
自分の考えのない人が嫌いでした。
何で、折角生きてるのに、そんな風に自分の人生を無駄にするの！？って、無性に腹が立っていました。
でも、きっと、裏を返せば、私は、そういう人達が、少し羨ましかったのだろうと、今となっては思います。
だって、私は、「こうしなきゃ！」「ああしなきゃ！」っていう、ちょっとした強迫観念みたいなものの中で、生きてきたから。
だから、楽に流されて生きるなんて理解できなかったのもあるし、半分、嫉妬かもしれません。
今となっては、そういう生き方だってありだと思っています。
どんぶらこーぼんぶらっこっこーと、流されて、流されて、流されて、そしていずれ行き着く場所で落ち着いたって、いいと思います。
意外と素敵な生き方かも。
私はすごく自我が強いので、そういう生き方は出来ないだろうけど、そういう生き方をしている人に負の感情を抱く事がなくなりました。
こういう風に受け入れられる様になったのは、多分、嫉妬しなくなったからかもしれないし、もしくは、自分自身が楽に生きられる様になったからかもしれません。
それだけじゃなく、自分はよくやっていると、自分の努力を認めてあげられる様になったからかも。
きっと、ありのままの自分を、ありのままのその人を、認める事が出来る様に、受け入れられる様になったんだろうと思います。
すごく些細な成長ですが・・・
話は変わりますが。
先日、ある女の子二人に、とても嬉しい事を言われました。
Aちゃん「MIRIKAちゃんはマザーテレサみたいな人だ」
Bちゃん「MIRIKAさんに大丈夫だよって言われると、本当に大丈夫だって思えてくる」「今の自分があるのはMIRIKAさんのお陰」
って。
マザーテレサなんて、程遠いけれど、本当に嬉しかった
もっともっと、愛を持って、周りの人たちを、大切にしたいな。
優しさと、時には厳しさも持って。
きっと、色んな経験をしてきた私だからこそ、出来る事があると思う。
そうやって、慕ってもらえて、こんな私なのに、つきてきてくれて、こんな私なのに、信頼してくれて、本当に本当にありがたいです
私自身が、もっともっと成長して、みんなをしっかり守れる様に、大きな大きな器を持てるといいな。