許しの精神 | 英語とエイサーとベリーダンスで世界の架け橋に★沖縄出身福井在住MIRIKAのいちゃりばちょ~で~ブログ★

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英語・エイサー&沖縄民謡・ベリーダンス&フォークロアを通して世界を繋ぐ架け橋になるべく熱い魂(マブイ)を持って活動。「一度会えば皆きょうだい」という意味の沖縄のことわざです。

(再掲、一部編集)


ハイタイ!MIRIKAやいびーんラブラブ

そうそう、私いつも「ハイタイ」って言っていますが、「ハイタイ」は、女性の挨拶、男性は、「ハイサイ」って言います!皆様是非覚えておいて下さいねー♪使ってみて下さい音譜



さてさて・・・今日の名言は、一度紹介した事のある名言を、再度紹介です。

とってもふかーい言葉です。


「火(ヒ)どう云いや、人(チュ)ぬ先(サキ)から
盗人(ヌストウ)云いや 人(チュ)ぬ後(クシ)から」

意味は、「火事だと聞いたら、真っ先に火を消しに行きなさい。泥棒だと聞いたら、逃がしてあげなさい」



この言葉は、犯罪を野放しにしろという意味ではありません。



かつて、沖縄に限らず、日本全国で、貧困による「盗み」があったと思います。畑から作物を盗られるなど。そして、今でも世界中で起こっていると思います。

自分の私欲のために犯罪を犯すのは、ただの罪でしかないですが、飢えて死んでしまいそうな人が盗みを犯したり、或いは、大切な人が病気で死んでしまいそうで助けたくて盗みを犯したりするのを、とっ捕まえてお仕置きしようと、あなたは思いますか?

・・・思わない・・・ですよね?



沖縄は、「許しの精神」のある場所というか、沖縄の文化自体が「許しの文化」であると、私は思っています。人を許し、助け、共に生きる、それが沖縄の文化であり、沖縄の心なのです。

自分さえ良かったら人はどうでもよい、という考え方ではなく、やはり、助け合って、許しあって生きていかなければいけないですよね。



そういえば、沖縄で人気の芝居で、「運玉義留 (ウンタマギルー)」というお話があります。

運玉義留は、御殿奉公をしていましたが、主人から「百姓はどんなにがんばっても村の下級役人までしかなれない」といわれ、大泥棒になります。大金持ちから盗み、貧しい人へ分け与えた。西原の運玉森に住みついていたという、所謂「義賊」のお話です。

「運玉義留」をモデルにした映画もあるらしいので、今後見てみたいな音譜