息子と和解できなかった男性の話 ~スマホ画面に謎の文字~

 

前記事で書いたAさんの兄(以下、Bさん)の話です。

 

Bさんは機械好きの男性で

PC・スマホは常に2~3台所有し

appleの新製品は必ず、発売と同時に

手に入れるような人でしたスマホ

 

自宅もかなり立派で、階段やリビングには

人感センサー式のフットライトが完備。

 

階段を上がろうとすると

人の動きに従って、ポッ、ポッと明かりが

足元を照らしてくれます。

 

 

高齢になったBさんは重い病を患い

医師に余命を告げられました。

 

すると、すぐに息子さんが

家を売りたい」と。

 

息子さんは多額の借金札束を抱えていたらしく

何度もBさんに、権利書のありかや

銀行口座について尋ねましたが

Bさんは頑として教えません。

 

Bさんの面倒も、Bさんの奥さん(=息子の母親)

の面倒も全く見なかった息子さんを許せず

資産情報はもちろん

PCやスマホのパスコードも教えないまま

Bさんは危篤状態に陥りました。

 

お兄さんがいよいよ危ない

との連絡を受けて

妹のAさんはすぐに、病院へ向かいました。

 

そして駅のホームで電車を待っていた時。

突然、Aさんのスマホが鳴りました。

 

見ると、画面にわけのわからない

数字やアルファベットがダダダッと

並んでいます。

 

Aさんは直感的に

兄のパスコードや口座番号に

関係があるかもしれない

と思い、あわててメモ帳を取り出そうとしました

(スクショを知らなかったので)。

 

しかし次の瞬間、親族から電話がかかってきて

画面の文字は全て消えてしまいました。

 

電話のあと、Aさんはメールやラインの

受信履歴を確認しましたが

該当するメッセージはありません。

 

もちろん、危篤状態のBさんが

スマホを操作できるはずはないのですが

Aさんは

あれは絶対、兄からのメッセージだった

と確信しています。

 

息子さんとは和解できず、ただ一人

仲の良かった妹に

Bさんは、なんとか資産情報を

伝えようとしたのかもしれません。

 

 

Bさんが亡くなると、息子さんは

資産情報の手がかりを探すため

遺品のPCやスマホをロック解除しようと

しました。

 

誕生日や電話番号、車のナンバーなどを

手あたり次第に入力してみましたが

ことごとく失敗タラー

 

 

appleのサポートに事情を伝えてパスコードを

教えてもらおうとしましたが

驚いたことに、たとえ遺族でも

パスコードを教えてもらえなかったそうです汗うさぎ

 

その後、Bさんの資産がどうなったかは

わかりませんが

思い入れの強かった家は

しばらくの間、売りに出されませんでした。

 

しかし法事などで、親族が集まっていると

夜、誰も歩いていない階段の

フットライトが突然、ポッ、ポッと

勝手に点くことがあったそうです。