トヨタの日本向け新型カムリ、価格は米国向けの2.5倍
トヨタの日本向け新型カムリ、価格は米国向けの2.5倍

米国では新型カムリは(4気筒またはV6エンジン搭載の)ガソリン車とハイブリッド車(HV)の両方が発売される予定だが、日本ではHVのみの取り扱いになる。米国向けと日本向け車種は共通の車台(プラットホーム)が採用されている。ただし、HVに関しては日本版の方がボンネットがやや長めで、フロントグリルが直線的という以外は両車種は非常に似ているものの、米国向けガソリン車と日本向けHVはDNA鑑定を受けさせたくなるほどの違いがある。
その一例が価格だ。
米国向けカムリのガソリン車の希望小売価格が2万1955ドル~2万9845ドルであるのに対して、日本向けカムリは304万円~380万円だ。1ドル=76円の為替レートで換算すると約4万ドル~5万ドルにも相当する。つまり、日本向けカムリの最上位機種「レザーパッケージ」1台の値段で、Lグレードの米国向けカムリが約2.5台購入できる計算になる。
この価格差の一因は、ガソリン車とHVという構造的な違いによるものであるのは確かだ。だが、各国向けのHV同士を比較した場合でも、価格には著しい差がある。米国向けカムリのHVの希望小売価格はLEが2万5900ドル、XLEが2万7400ドルと、日本向けカムリの最上位車種の約半分だ。
この大きな違いはどこから来るのか。新型カムリの開発を担当したトヨタの製品企画本部製品企画部の米田啓一主査は、円高による影響と日本での生産量が少ないことが主な原因だ、と都内で行われた記者会見で説明した。
円は今年に入って対ドルで記録的水準にまで上昇し、自動車をはじめとする日本製品の海外での販売価格を押し上げている。こうした現状を受け、トヨタをはじめとする日本の自動車メーカーは生産拠点の海外シフトを進めている。
実際トヨタは7代目に当たる新型カムリの日本から北米への輸出は一切行わないとしている(2010年は3200台が輸出された)。一方、日本でのカムリの販売見込みは月間わずか500~1000台で、これは昨年のカムリの世界的な販売台数69万2000台の1%にも満たない割合だ。
これに対してカムリの世界的販売台数に占める米国の割合は52%だ。ケンタッキー州ジョージタウンにあるカムリの工場は生産台数が非常に多いため1台当たりの固定費を安くすることができ、結果的に1台当たりの平均価格を低くすることが可能だ。
まぁ、日本で買う人はいないらしいけど、ちょっと複雑な感じだね。
ぼくも、25年くらい前にFFになったカムリに一時期乗っていたことがある。面白い車ではなかったけど、ブカブカのパンツみたいで、これはこれでまぁ、意味はあるかなぁと妙に関しながら乗っていた。その頃は、多人数で乗ることが多かったんだよ。
トヨタ、米で新型カムリに賭ける―モデル別のトップ維持目指す
2011年 8月 24日 10:17 JST
【ジョージタウン(米ケンタッキー州)】トヨタ自動車は米国で揺らいだ自社製品の品質に対するイメージ回復に努力しているが、その取り組みの成否は新型カムリが顧客に受け入れられるかにかかっている。カムリは米国で過去9年間最も売れているモデルだからだ。新型カムリは近くケンタッキー組立工場から出荷される。
トヨタがモデル別の販売台数トップを維持するためには若干の課題がある。
Michael Ramsey/The Wall Street Journal
新型カムリ
トヨタはかつて自動車の品質の面で疑いなくトップの座にあるとみられていたが、2009年~10年に相次いだリコール(回収・無償修理)と品質問題を受けてそのイメージは揺らぎ、販売台数は落ち込んだ。最も問題となったモデルがカムリだ。カムリには、「全天候型」と呼ばれるフロアマットが使用されており、それはアクセルにひっかかって加速をもたらす恐れがあるとされた。
新型カムリがディーラーに納入される10月初めに、トヨタはカムリ史上最大の販売促進キャンペーンを行う予定だ。40種類の新たなCMを流し、モデル別販売台数トップの維持を誓う。
【スライドショー】トヨタ・カムリと競合車
2011年 8月 24日 15:42 JST
2012年型トヨタ・カムリ
2011年型ヒュンダイ・ソナタ
2011年型ホンダ・アコードEX-L V-6セダン
2011年型フォード・フュージョン
頑張った各社には申し訳ないけれど、どれも何故、斯くも美しくないのか?




