『キッシンジャー回復された世界平和』を読むための参考書 | I have a thing about ・・・・

『キッシンジャー回復された世界平和』を読むための参考書

先日紹介した本をもう一度、パラパラと読み返してみて、

キッシンジャー回復された世界平和/ヘンリー・A・キッシンジャー
¥3,990 Amazon.co.jp

この本の重要性を再認識した。

 是非ともお薦めしたいのだけど、この背景は、ぼくたちにはなじみの薄い時代なのがネックだね。

 時代は、ナポレオン後の欧州再編の時代だ。

 主役はこの人 メッテルニヒ。

壮年期の肖像画
クレメンス・メッテルニヒ Klemens von Metternich
生年月日 1773年5月15日
出生地  コブレンツ(現 ドイツ・ラインラント=プファルツ州)
没年月日 1859年6月11日
死没地  オーストリア帝国、ウィーン
称号  侯爵
宰相   任期 1821年 - 1848年
皇帝  フランツ2世、フェルディナント1世

クレメンス・ヴェンツェル・ロタール・ネーポムク・フォン・メッテルニヒ=ヴィネブルク・ツー・バイルシュタイン(Klemens Wenzel Lothar Nepomuk von Metternich-Winneburg zu Beilstein、1773年5月15日- 1859年6月11日)は、コブレンツ(現ドイツの都市)出身。オーストリアの政治家として活躍し、外相としてウィーン会議を主宰したほか、のちオーストリア宰相に就任し、ナポレオン戦争後の国際秩序であるウィーン体制を支えた。

 というわけで、何かないかと物色してみた。

メッテルニヒ/塚本 哲也
¥3,150 Amazon.co.jp

著者は毎日新聞のウイーン、プラハ、ボン支局長、論説委員を務め、後防衛大学教授など努めた人だ。

二段組400頁に及ぶ大作だ。参考書と言うには大きすぎるかもしれないが、読み物としても大変面白いものとなっている。

わが国では、忘れ去られて評価も過去のまま「保守反動」のイメージが強いメッテルニッヒの印象を書き換える力作となっている。

もう少しコンパクトにということならこれはどうかと思った。

国際政治史 (岩波現代文庫)/岡 義武
¥1,365 Amazon.co.jp

 これは、日本で政治学を学ぶものにとっては定番中の定番です。

世界の歴史 22 近代ヨーロッパの情熱と苦悩 (中公文庫 S22-22)/谷川 稔
¥2,000 Amazon.co.jp

 この頃19世紀のヨーロッパは、まだ現在の版図とは随分様相が違うので戸惑うことが多いが、

その合従連衡の様子がコンパクトに良くまとめられている。


 Amazonで見つけた以下の本は未入手だが、面白そうだと思った。

帝都ウィーンと列国会議―会議は踊る、されど進まず (講談社学術文庫)/幅 健志
¥1,208 Amazon.co.jp

近代ヨーロッパ国際政治史 (有斐閣コンパクト)/君塚 直隆
¥2,310 Amazon.co.jp

 それにしても、面白すぎるほどのこの時代の文献が少なすぎる。