長崎の鐘
お得意先の会議に行ってきました。
長崎です。・・・初めてだ長崎。幸い、天気も良かった。
会議の後、懇親会の催し物(iPhoneで撮影)
地元の女子高生による長崎名物「蛇踊り」
マグロの解体
翌日は、市内観光。
午前中、平和公園、原爆資料館、出島、お昼「ちゃんぽん」「皿うどん」、午後、グラーバー公園。
道中、バスガイドさんが、永井隆博士の話をしてくれました。
有名なよく知った話ではあったけど、涙が止まりませんでした。
長崎の鐘(藤山一郎)Fujiyama Ichiro
平和への願いを、心から新たにさせてもらいました。
長崎です。・・・初めてだ長崎。幸い、天気も良かった。
会議の後、懇親会の催し物(iPhoneで撮影)
地元の女子高生による長崎名物「蛇踊り」
マグロの解体
翌日は、市内観光。
午前中、平和公園、原爆資料館、出島、お昼「ちゃんぽん」「皿うどん」、午後、グラーバー公園。
道中、バスガイドさんが、永井隆博士の話をしてくれました。
有名なよく知った話ではあったけど、涙が止まりませんでした。
うとうとしていたら、
いつの間にあそびから帰ってきたのか、
カヤノが冷たいほほを私のほほにくっつけて、
しばらくしてから、
「ああ、…………お父さんのにおい……、」
と言った。
この子を残して………この世をやがて去らなければならぬのか!
母のにおいを忘れたゆえ、せめて父のにおいなりとも、と恋しがり、
私の眠りを見定めてこっそり近寄るおさな心のいじらしさ。
戦の火に母を奪われ、父の命はようやく取り止めたものの、
それさえ間もなく失わねばならぬ運命をこの子は知っているのであろうか?
枯木すら倒るるまでは、その幹のうつろに小鳥をやどらせ、雨風をしのがせるという。
重くなりゆく病の床に全くの廃人となり果てて寝たきりのわたしであっても、
まだ息だけでも通っておれば、この幼子にとっては、依るべき大木のかげと頼まれているのであろう。
けれども、私の身体がとうとうこの世から消えた日、
この子は墓から帰ってきて、この部屋のどこに座り、誰に向かって、何を訴えるであろうか?
私の布団を押し入れから引きずり出し、まだ残っている父のにおいの中に顔をうずめ、
まだ生え替わらぬ奥歯をかみしめ、泣きじゃくりながら、
いつしか父と母と共に遊ぶ夢の我が家に帰りゆくであろうか?
夕日のかっと射しこんで、
ただっ広くなったその日のこの部屋のひっそりとした有様が目に見えるようだ。
私のおらなくなった日を思えば、なかなか死にきれないという気にもなる。
せめて、この子がモンペつりのボタンをひとりではめることのできるようになるまで……なりとも……。
長崎の鐘(藤山一郎)Fujiyama Ichiro
平和への願いを、心から新たにさせてもらいました。
