トイレの中で、ふと自分から湧き上がってきた言葉に、自分で驚いてしまいました。
「……よくやったな」
Uberの配達をして、送迎をして、食事を作り、ブログを書く。
客観的に見れば、何てことのない、ごく普通の1日です。
以前の私なら、寝坊したことや、雨で腰が重かったことを理由に、自分を「生産性が低い」「もっと頑張らなきゃダメだ」と厳しく断罪していたはずです。
でも今日、ふと自分の心と体を「一歩外から」眺めてみたとき、そこにいたのは、一生懸命に今日を生き抜こうとしている、健気で愛おしい自分の姿でした。
心の中に「裁判官」を飼っていませんか?
高校生の頃からずっと、私には心の中に「裁判官」が住んでいました。
「お前はダメだ」「もっと成長しろ」「これくらいで安心するな」。
そんな声で自分を裁き、完璧な条件を揃えることでしか、自分を許すことができませんでした。
かつて私が書いたこの記事に、その長い闘いの記録があります👇
[「半世紀の呪縛」を解き放つ——私の中の裁判官を退任させる物語]
でも、中村天風先生の哲学に出会い、ある事実に気づいたのです。
私を苦しめていたのは「能力の欠如」ではなく、心の中に棲みついた「裁判官という思考の癖」だったのだと。
裁判官を解任して、手に入れたもの
私は決意しました。
「もう、この裁判官は解任しよう」と。
ありのままの自分でいい。
何かの条件を満たす必要なんてない。
完璧でなくていい。
寝坊しても、雨の日でも、泥臭くてもいい。
一歩外から自分を眺めてみると、「本当によく頑張ってるな」という言葉が自然と湧いてきました。その瞬間、なんだか肩の力が抜けて、自然と笑顔になっていました。
「生きているだけで100点」
そう思えたとき、ようやく本当の「人生の主人」として歩き出せた気がします。
あなたは今日、どんな1日を過ごしましたか?
もし自分を責める声が聞こえたら、心の中でこう言ってあげてください。
「君はもう解任されたんだよ。今の主人は私だから、安心して休んでいてくれ」
皆川勇