アース・ウィンド&ファイアーのSerpentine Fireのカウベル
A部分で3種類のピッチが違うカウベルが使われている。
拍をゆっくりな4つにとらえれば、
2拍目8分裏のグルーヴになる。
1拍目の16分裏と2拍目8分裏に着目してくれたら、
この曲が遅めの16ビートである事がわかるから、
つかつつつんかん✕2で16という聞き方。
さらに専門的な事を書くと
打楽器であってもドミナントモーションのような緊張と緩和や解決感があるという事に触れたくなるけど、
今回はピッチの違う金物について着目したという記事。
2拍目裏と4拍目裏の金物にピッチ感を感じる人が聞けば、
それらが3拍目頭や1拍目頭に解決するドミナントモーションを楽しんでもらいたい。
アースらしく音楽的な展開を盛り込んだB部分はカウベルは叩かれていないし、
いちいちブレイクを入れて、
ファンキーなA部分を際立たせている。
アースは、あれ?こんなにファンクファンクしたファンクバンドだったかな?と思わせる曲があるけど、
根っこはブリブリにファンクなのだと思う。
補足するとドミナントモーションは、
音程楽器にのみ存在するものではあるから、
打楽器が5度進行における解決や、
例えばツーフラットセブンスなどの
代理コードは存在しないはずだけど、
音程差でグルーヴを産み出す手法は、
あらゆる楽器で使われていますね。
この曲の場合は、
2拍目裏のカウベルが
セブンス的なトーンのニュアンスがあって
ファンクの隠された予定調和だな…と。