社会人になって1年と1カ月。

学生の頃とは思うことも考えることも変わったな、と感じることが多いので、

文章力を高めるため、と2年ほど前に書いていたブログをまた書いてみようと思う。


とは言いつつ、書くことが全く思い浮かばないので、日々感じたことの記録(ほぼ日記)になるような気がしてる。


私は、入社時から「挑戦」を意識し続けている。よく分からなくても、出来なさそうでも、とりあえずやってみる。(本当に出来なかったら迷惑だけど)


未知の世界に飛び込んでいくことには、少なからず恐怖が伴う。「どんな落とし穴があるかも分からないし、失敗したらどうしよう」と、入社してから何度怯んだことか。


失敗すると、周りに迷惑をかけるだけではなく、周りからの信頼も失ってしまうんではないか。

そんな恐怖はありつつも、私は入社時から何度も何度も言われ続けてきた「新人のうちは積極的に失敗すればいい、失敗なくして成功なし」という言葉を信じてみることにした。成功したいから。


失敗しそうな気がするけど、とりあえずやってみる。

周りに迷惑をかけても、期待されなくなってもいいや。

自分の目標と成長のことだけ考えよう。


そういう非常に自己中心的な考えで、私は「挑戦心」を手に入れた。(昔から私は物事を楽観的に考えすぎる節があったせいかも?)


もちろん失敗を多発しては良くないので、できる限りは正確に行おうと努めた。その結果、上長から「一度教えたことはミス無くこなしてくれて優秀」と評価されたこともあった。


入社後、3カ月の研修が終わり、私は本命の部署に配属された。やったね!

配属されて半年ほど経った頃、会議中に「イベントの進行担当を誰がやるか」という話になり、これはチャンスだと思った私は「私でも出来ますかね?」と手を挙げてみた。


正直、自分の本来の仕事である編集業務すらまともに理解していないのに、イベントのことなんて何も分かるわけがない。けど、編集長が「せっかくだし、やってみても良いかもね」と言ってくれて、イベントの進行担当を任せてもらうことになった。


ちょうどその頃、編集長から「翌年の新卒研修担当をお願いしたい」と持ちかけられていたこともあり、私は「いっぱい任せてもらえて嬉しい! 期待に応えるぞ! あわよくば同期から頭二つくらい抜けてやるぞ!」という野望に満ち満ちていた。

そして全く、失敗する未来などは微塵も見えていなかった。(これが1〜2月頃)


イベントのほうが先に動き出してはいたが、まだ開催も先だし…と通常業務の合間にだらだらとイベント関連の仕事をしていた。

新卒研修も、全て私がやるのは大変だから、出社している人たちを上手くつかうと良いよ、という先輩からのアドバイスを頼りに、最低限の準備だけをしていた。


すべては「もう少し時期が近くなったら本格的に始めるか」という私の甘っちょろすぎる考えのもと進められていた。

これが私の永遠に治らない人生最大の欠点「後回し癖」である。


この後回し癖が、4月末〜5月になって死ぬほど猛威をふるった。人生はなんて残酷なんだろう。


新卒研修が5月頭に始まるも、ちょうど同じタイミングで私はコロナに罹ってしまった。

全然準備をしていなかった(出社すれば誰かしら居るし何とかなるやろ精神で生きていた)私は、突然家からリモートで後輩にすべての指示をしなければいけない状況になり絶望した。…絶望しつつも、内心では「ふぉ〜!まじ仕事してる〜!」と興奮していたような記憶がある。


そして、更なる絶望はGW明けにやってきた。

後回しにし続けていたイベント関連の許諾をそろそろ(というか普通に急ぎ)取らなければなくなり、不幸にもそれが新卒研修とグッズ用素材の準備時期と重なったのだった。


出社している誰かに丸投げしようと思っていた新卒研修は、なぜか私が9割面倒を見ることになっており、自分のやるべき仕事がほとんど進められなかった。(次の研修からは業量調整を相談する。さすがに)


その上、素材集め(普通にめんどくさい)と50人近くの許諾用資料作成(超めんどくさい)を5月中旬までに完了させるというミッションが課せられてしまった。

本当は4月半ばくらいから作業をしようと思っていた。が、どうしても「めんどくさい」が勝ってしまい手を付けられていなかった。


これが「後回し癖」に続く、私の二番目の欠点「極度のめんどくさがり」だ。

いや、めんどくさいから後回しにしてしまうので根本は同じかも…?


普段は遅くとも21時までには帰るのに、この期間は22時くらいまで仕事をしていた。この時間になると、家に着くのが普通に24時くらいになるので、(睡眠時間が削れるので)帰って夕飯を食べずに寝る日もあった。


それでも絶対に私の力だけでは終わらないので他の人に作業を振りつつ、私は「土日に頑張る自分」に賭けた。が、平日の睡眠不足を返上するかのように土日は眠り倒してしまい、結局日曜に夜更かしをして作業をする羽目になった。頭が悪いにも程がある。


結局、週が明けても睡眠不足は変わらず。


私は睡眠が足りないと集中力と健康に即影響が出るので、仕事でミスを連発してしまう。

集中力の低下に加え、もともと確認作業が苦手なこともあり、許諾用の文章や資料に大量の抜け漏れが発生し上司を発狂させてしまった。

何度「すいません、見逃してました…」と謝ったことか。いい加減上司も私に呆れていそうだ。


ここまで大量のミスをすると、さすがに私でもメンタルに堪えて仕事中に泣き出してしまうのではないか、と自分のことながら不安に思っていた。

しかし、もはや私は失敗に対して何も感じなくなっていたどころか(申し訳ないとは思ってます)、この業務量だし仕方なくない?と心の中で半ば逆ギレをしていたので、心へのダメージは思ったより遥かに少なかった。


(※この先は単なる開き直り)

というよりむしろ、

「積極的に失敗しろって言ったよね? 失敗しても許してね」という心持ちで仕事をしていたし、

「まだ入社して1年しか経っていないのに、新卒研修とイベントの進行担当を並行してるって優秀すぎない?」

「私が優秀すぎるがゆえに、ほかのメンバーと同等の働きを期待されてしまってるのかも」

「新人の仕事をしっかりチェックするのが先輩上司の仕事では?」

と、かなり強気かつ自己中心的なことを考えていた。


これはもはや防衛機制なのかもしれない。とにかく自分を守るための思考がとめどなく流れてきて、この文章を書きながらも「あ、まずいな」と思い始めていた。責任転嫁がひどすぎる。


……何の話をしていたんだっけ。


あ、そう、失敗を恐れていないよという話でした。

こんなミスを連発しても、先輩上司は私を見放さないでいてくれる(と信じてる)ので、今のところはこれからもこの職場で頑張っていこうと思ってます。


ただし、同じミスをやらかすと本当にできない子認定されそうなので、これからはちゃんと確認を怠らないようにします。

あと、ちゃんと睡眠とります。(とか言いつつ、現在時刻は0:08、まだ風呂に入ってません)


しっかり反省もできる子でした。

じゃあ引き続き人生頑張ってこー!