えっ？
ピラニアは？？
鮫どうした？？
ムカデは？？？
...と突っ込まないで下さい(･Θ･;)
どうにも上映時間がレイトがメインで合わないのと
夜にライブの予定が入っている兼ね合いから
７月14日キワモノ映画審判の日に苦肉の策で絞り出した
最初の映画がコレになりました(^_^;)
まぁ、ある意味コレも際物...(失礼
)と云う訳で
ヘルタースケルター
じゃなくて…
監督 蜷川実花
原作 岡崎京子
脚本 金子ありさ
キャスト:
沢尻エリカ
大森南朋
寺島しのぶ
綾野剛
水原希子
新井浩文
鈴木杏
寺島進
哀川翔
窪塚洋介
原田美枝子
桃井かおり
冒頭からヌードに過激シーン全開で
確かに沢尻様は、頑張ってます。
キレイな裸だし予想を遥かに超える激しさで…
共演者も豪華なんですけれど
なんか役者同士がそれぞれ勝手に演技をしている様な違和感が常に漂い
全編を通して監督さんがいかにも写真家であるのだなぁと云う感じです。
前作の「さくらん」を観ていないし
原作の漫画も知らないので
総合的なことは分かりませんが
本作を見る限り映画としては面白くないです。
やってやろうと云う意気込みはよ～く分かります。
でも最後の一線で上品さを捨てきれないものがあります。
さすがに映像の見せ方のセンスは良いですが…(^^;;
全身整形のトップモデルりりこの天国と地獄。
比べるのは酷かも知れませんが
プロットが似ている「ブラック・スワン」と比較してしまうと
何が足りないのかが自然と浮き出て来ます。
それにしても寺島しのぶさん扮するりりこのマネージャーが
りりこに散々いたぶられる役なのですが…
良くこの役を引き受けたと賞賛するとともに
役者としては、やっぱり一枚も五枚も上であると実感せざるを得ない皮肉(^^;;
しかし、当の御本人に見事リンクしてしまう
このりりこと云う役をやることがもたらす本当の意味を
しっかり理解して受けたのなら
沢尻様は本物の中の本物だと思いますが、
その真実は、ワタクシには分かりません。
何れにしても、
あの「別に」事件を起こさなければ
今こうしてこの「ヘルタースケルター」に出ることも無かったのではないかと思います。
それが良いのか悪いのかは…これからの彼女の出方次第と云うところでしょうか!?(･_･;?
思い起こせば…
ドラマ「１リットルの涙」で初めて見た時
なんて可愛い娘が出て来たんだと思ったのですがねぇ…(･Θ･;)