京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターで催されている





$今日も映画が好きだった。





ロードショーとスクリーン
ブームを呼んだ外国映画




のイベントで上映された





サスペリアPART2
PROFONDO ROSSO
DEEP RED




 を観て来ました。





$今日も映画が好きだった。





約束です!
決してひとりでは見ないでください




この一世を風靡したキャッチコピーが公開当時大ハヤリでした。





言わずと知れたイタリアンホラーの大御所

ダリオ・アルジェント監督・脚本による

1978年に日本で公開された大ヒット作です。





この作品、PART2となってますが

実は1作目の2年前に製作されたもの…

日本で「サスペリア」が大ヒットしたもんで

当時は大袈裟で何でもありの宣伝様式でイケイケだった配給会社の東宝東和さん

全く関係ない作品なのに勝手に続編として公開してしまったという有名な逸話があります。

これには、アルジェント監督も驚いたらしいですが

あえてクレームを付けるようなヤボなことは、なされなかった様です(^_^;)。



もっぱらダリオ・アルジェント監督の最高傑作と云う声も多い本作は

製作から37年も経っているのでディテールの部分での古さは否めませんが

恐怖映画の見せ方を熟知した演出には唸らされます。



やたら甲高い効果音をこれでもかと連発して恐怖シーンを助長する構成技法が

後の同類作品に与えた影響は計り知れません。



とりわけこの作品からダリオ・アルジェント監督のパートナーとなる

ゴブリンが手掛けた誰もが聴いたことがあるであろう音楽の

やたら耳に残るその単調な旋律を採用したのもこの作品からなんですねぇ~







この作品はホラーと云うよりサスペンス・スリラーの趣きが強いです。

しかし、その痛いシツコイ殺害シーンは

まさしくアルジェント監督特有の個性です。





この作品を過去に観ていたと思っていたのですが

今回の鑑賞で実は初観だったことに気づきました。

初公開当時は、亜流作品が大量発生していた与件もあり

すっかり観た気になっていたのですねぇ…(苦笑)



何はともあれサスペリアPART2

スクリーンで観ることが出来て良かったと云うことで!(*^^*)





ところでこのサスペリアPART2

ジョージ・A・ロメロ監督

3Dリメイクするという噂があるのですが…(汗)













photo:03





東京国立近代美術館フィルムセンターの7階展示室で

昭和の全盛期に洋画ファンだった方には垂涎のアイテムの展示がされていました。





photo:04



このエントランスだけ撮影可でした。



珍しいポスターや試写会状に

懐かしい日比谷映画劇場、テアトル東京、初代丸の内ピカデリーの写真など…

なかなか興味深い展示がされていました。



大ホールでは、今月の29日まで

カサンドラ・クロス
Mr.BOO ! ミスター・ブー
コンボイ
ハウリング
プロジェクトA
ランボー
フィールド・オブ・ドリームス
ターミネーター2

などなど珠玉の上映ラインナップです(^^)/