中編です!
ここからは、本編公開後に書いてあるため、皆さんの反応のこともちらっと触れたりするかもです!
やむなく外に出てしまった姉。
ちなみにカレンダーに意味深に書いてある「生け簀の鯉」は「死ぬ運命が決まっていること」という意味。
不穏なフラグが立ちまくり。
不気味な雰囲気が漂う。それにしても、なぜ人が一人もいないのだろう?
ここで、信号機の「通りゃんせ」が流れます。
ここは案外雰囲気作りに貢献できたと思います。
なんとか目的を達成し、帰路へつく姉。
しかし、どうしても海付近の道を歩かないといけない。
足早に去ろうとしたその瞬間……
そう、海の方から声が聞こえたのだ。
恐る恐る進む姉。すると、海の中に人影が。しかも、助けを読んでいる!
見過ごせない姉は海へと飛び込んでしまう。すると、とたんに影は消えてしまった。勘違いかとあ ほ く さ
くなり帰ろうとした途端…
白〜い手が姉の足を離さなかった。
そう、姉はシニマブイに呼ばれてしまったのだ。
なすすべ無く、そのまま無力に、海へと引きずり込まれてしまったのだった……
第一部、完
………ここは…死ぬかと思った。去年以上に体を張りました。2時間位撮って使うのは5分くらい。大変だったなあ…
この日のことはよく覚えてる。7月14日、細かい雨が降ってた。よーく見ると、海に入る前から、すでに衣装が濡れています。一番の山になると想定されたシーンだったので、何回も海でじゃぶじゃぶしました。
ぶちあたる波で背中を痛めてしまったり、衣装が流されそうになってしまったり…
地獄を見ましたね。あとはやっぱり…怖かったです。
浅瀬での撮影ではありましたが、それでも体を波に預けると、本当に引っ張られてるような感じがして。
それを撮影していたママは、その様子がガチなのか演技なのか分からなくて、怖かったと言っていました。
衣服を着て海に入ること自体危ないし、加えて夕方、雨ときたもんだから、ちょっとここは…忘れられませんね。恐ろしや…
ちなみに脚本としては…当初は「姉が自殺してしまう」ことになってました。何か、外の世界で嫌なことがあって、気持ちを落ち着けるために、お盆のことも忘れふらっと海へ行ってしまう…そこで、海の魔力に当てられ、そのまま海へと歩いていってしまう、みたいなね。
でも、この作品のいちごぱん♡はそんなことが出来ないようになっているんです。彼女にそんな余裕はない。詳細は後述しますが、自殺案はだいぶ早めにボツになりました。
ここのセリフは「嘘つきなお兄ちゃんでごめんね…」でした。キャラ名も唯一ここだけ、「ICG兄貴」。死の間際に見せた、心の底からの謝罪でした。もちろん、妹には届きませんが…
そして、ウィンドウに水滴がかかる演出。
これは面白かったと思う。波に飲まれ、あっぷあっぷしながら喋っている感じが表現できたかなと。だんだんとぼやけていくのも、意識が朦朧としていくような感じがして、お気に入りです。
そして、死ぬ寸前…画面が暗転し、何か文字が。これ、みなさんは気づきました?
なんて書いてあるか、正解を言ってしまうと…
あぁ、そうか「また今回も」ダメだったんだ…
です。おやおや?どういうことだろう。
これは…最後にすこしだけその意味がわかる…かな?
打って変わってお家のシーン。夜空に映し出された月が妹の顔に変わるシーンはお気に入り。
姉が帰ってこない…そう知った妹は絶望し、卒倒してしまうのだった。
それから1年後。あれ以来すべてが変わってしまった。
妹は学校へ行くのをやめ、オジィはあまり喋らなくなった。MURはすっかり暗くなり、海をふらふら練り歩く。姉を探しているのは分かるが、その形相が凄まじく、妹は近づけなかった。KMRは病気になったと聞いた。警察は(どうしようもない事情で)頼れず、八方塞がりだった。
……ここから第二部が始まります。妹をメインに話が進んでいく。お約束のギャグ「神奈川県警ネタ」からのカイジの「ぐにゃあああ」のコンボは魅せどころ。
最大のお気に入りシーン
なんか今まで見出しつけるの忘れてた…まあいいや
「ディズニー」パートの始まり。
そう、ディズニーパートです。ディズニー。
ここのシーンは…みなさん困惑してたと思います。
ミュージカルパートとも言えますが、
当たり前のように音楽が流れ、キャラクターが歌いだし、踊る…というイカれた状況ですが、ディズニーでは当たり前のようにあるんです。これ。それを意識しました。個人的には一番気に入ってたシーンです。
ですが、大半の人はここがエンディングだと思ってしまったみたいです。これは、本当に残念なことでした。
このシーンは本当に好きなシーンで、賛否両論あると思うけれど、それでも必ずやりたかったシーンでした。
完成後も何回も、何回も、このシーンだけは繰り返し見てました。ですが、いざ出てみると、そもそもの意図がみんなに伝わりにくかったみたい……
ひたすら長い動画だからしょうがなかったのかもしれませんが、ここで終わるなんて、ちょっとありえないです。
仮にこれで終わってたらひどく荒れてたと思う。単に姉が死にました、で終わりでは…埒が明かないもんね。
使用した歌「いつか晴れた朝に」は完璧なまでに妹の心情を表した曲でした。
いつか晴れた朝に
誰かが待っている
いつか晴れた朝に
君と会える 会える
口パクの編集はとても楽しかったです。
また、ダンスは既存のものを使用しましたが、タイミングがうまいこと合い、ここはかなり想像通りに作れてたと思います。
それだけに残念。
姉が生き返る!?
そして、ここから話が大きく動きます。
家の押し入れの奥に…とある本が入っていた。
タイトルは「掘盛美島異聞奇譚」。
めくると、それは島に伝わるお化けや伝承について書かれた本だった。
しかし、妹にとってはどうでもいい。読むのをやめようとした、その瞬間…
去年のリレーの怪異「おんあおん」の名前が。しかし実は漢字を間違えていた。(正しくは御青怨)
妹はとんでもないものを見つけた。それは「マブイ返しの儀」。シニマブイの魂を浄化し、現世へと導くという。姉は不安と期待を胸に寄せた。
「お姉ちゃんが、生き返る…?」
オジィにはこのことは黙っておくことにした…
そしてまた時は少し流れ、お盆。
オジィはエイサー踊りをやめた。しかし、都合上どうしても少しだけ、外に出ないといけないという。
姉のみーぼん(初盆)ということもあり、すぐ帰ると言い、オジィは家を去る。しかし、これがいけなかった。
また不吉な時間…
ラジオは不気味に天気を告げる。これから悪天候らしい。だが、そんなことは妹の耳には入らなかった。
夕闇を意に介さず、妹は静かに、家を出ていくのだった。
…………ここからも話が大きく動きますね。「人が生き返る儀式がある」と、張っておいた伏線の回収。
やってることは王道だけど、分かりやすくて良かったと思います。小道具はかなり手こずりました。印刷した上にキリで穴を開け、タコ糸を通していく。昔からある本の製法、「糸綴じ」をやりました。これは数時間かかった。ページは見せるとこのみ、ちゃんと作りあとは同じページを入れてかさ増し。
「人面犬」のページはうまく面白く作れましたね。
反面、マブイ返しのページはちょっと苦労した。それらしい画像を用意するのがしんどかったです。
あのページの長々と書いてある文章はかなり私的なものなので、恥ずかしいから読まないでね。
邂逅
外、誰一人いない。
それをいいことに、妹は海の方向へと向かっていく…
姉と朝、よく歩いた交差点。
結局、最期まで姉と一緒に学校へ行くことは叶わなかった…
そんな思いを胸に、妹はぽつりと漏らす。
「あの日、お姉ちゃんは何を言うつもりだったんだろう。きっと、わたしがずっと怖くて聞けなかったこと、あのことを…」
そんな矢先、ふと真横から声がかけられた。
知らない人が一人、ふと急に表れたように感じた。
思わず飛び退いてしまう。そんな反応をよそに、男は妹に問う。
妹が答えに詰まると、勝手に男は納得した。
「ならば早く行け」と男は促した。
やや不審に思いながらも、姉は歩みを続ける。
しかし、ここで男はつぶやいた。
とても小さな声で。でも、どういうわけかその言葉は姉の心の奥底まで響いた。
我にかえり、振り向く姉。しかし、その男の姿は忽然と消えていた。
…………ここのシーンも割とお気に入り。えっと、YouTube版で楽しんでくれた方には説明不足で申し訳ないのですが、
この作品はとある合作作品でして。作品のルールとして、彼を出すことが決まっておりました。(厳密には違うが、まあいい)
彼にはとある目的があり、他の皆さんの作品にも登場し、何かしら干渉をします。それは個人個人で、見せ方が変わりますが、僕の場合はうまく演出できたかと。
そして、彼の目的や正体はリレーの最後にわかることでしょう。
故に、彼が今作において何か影響を及ぼしたことはありません。ですが、面白い試みでしたね。
マブイ返しの儀
男のことが気になるが、それより儀式だ。
本に書いてある通りの儀式を行う。
……この儀式はなんとなくのノリで思いつきました。流石に海で火を使うわけにはいかず、合成となりましたが、なかなか良かったと思います。
舌の噛むような呪文を読む。
………これは、「琉歌」と呼ばれる沖縄に古くから伝わる歌を引用しました。吉屋チルーさんという有名な方が歌った歌です。
沖縄弁に変換したので分かりにくかったですが、意味は確か…
「2人 愛の旅 誓う幸せは
辛さ乗り越えて 永遠に続く」
「美しい海に 光る白い波
わが思い馳せる ニライカナイ」
だったかと思います。
これまた雰囲気にあってますよねぇ。
んでも、編集はちょっと下手でした。
姉が生き返る瞬間のエフェクトがどれを探しても良いものがなかった。効果音もね。
復活
呪文を読み終えた。一瞬、シーンとなり、全てが止まったかのような時間が流れる。もしかして、失敗した?
噂は偽物だった。涙目で食い下がる妹は、海へ向かって成功を念を叫ぶ。すると…
大きな衝撃とともに……
姉が、海から顔を出した………
(字数制限のため、ここまで!)
次は→




































