浅田真央さんのアイスショーの映画館上映
「Everlasting33」を観に行きました。
フィギュアスケートに興味をもったのは何歳かわからないけど、渡辺絵美さんや佐野稔さんが日本選手では活躍していた頃。
なんとなくずっと見ていたのがドッカーンとドはまりしたのが、フランスのフィリップ・キャンデロロ選手に出会ってから!
その頃は夜中にBSでグランプリシリーズを全てのカテゴリー全ての選手を放送していたので、何時間も見ていました(笑)
そしてエフゲニー・プルシェンコ、田村岳斗、荒川静香、髙橋大輔、そしてそして浅田真央。
中でも田村岳斗、浅田真央は本当に大好きなスケーター。
長野オリンピック後にあったアイスショーを岳斗君とキャンデロロ目当てに見に行き、本田武史さんの代わりに急遽出演したプルシェンコも見れたラッキーな思い出😃💕
客席からの花投げもしました!!(笑)
今回のアイスショーはその田村岳斗と浅田真央の共演なんて夢のようです。
ゲキシネとか宝塚ライブビューイングとかは経験していますが、アイスショーの映画館上映は初めてでしたがいやー、素晴らしかった!
真央ちゃんは引退後アイスショーを3つしていますが、今回はツアーがありません。
ショーの構成が劇場型で各地のスケートリンクでは不可能だからです。
そのため映画館上映をしてくれたのだと思います。
奥にホリゾントがあって、ステージ部分がまるっと氷になっていて、さらにその前にオケボックスがあるのです。

ゲストにダンサーのSeishiroさん
タップダンスのHideboHさんを迎えての様々な試みがほんっとに素敵でした。
特にHideboHさんと踊った「Cheek to Cheek」は衣装も可愛くてエレガントで❤️
一言も歌も台詞もなく音楽とダンスとスケートだけであらゆる表現を余すことなく魅せていました。
時おりのエッジの氷を削るガッガッという音も迫力があり、観客の拍手や声援も臨場感があって会場にいるかのような気持ちに。
選曲のカテゴリーも多岐にわたり、豪華で粋で華やかで力強くただただ感動しました。
岳斗君の「ゴッドファーザー」と「Art on ice」はキャンデロロとプルシェンコへのオマージュかと。
ものすごいプレッシャーだったと思います。
特に「Art on ice 」 は羽生結弦さんも滑っているのでなおさら。
本人も結弦くんのファンに怒られるかもと言っていました(笑)
でもとっても良かった!椅子に座って始まるゴッドファーザーは老いたマイケルが過去を思う表現が見えたし、「Art on ice」のストレートラインステップはかっこよかったぁ。
これだけ華があり40歳過ぎても3回転をコンスタントに決めれる人はなかなかいません。
真央ちゃんはタップにコンテンポラリーダンスに、キダムのような宙吊り、ペアプログラムと八面六臂の活躍。
圧巻はラストのボレロ。
真央ちゃんは妖精のような可憐さも持ち味ですが、それ以上に男子スケーターと一緒に滑っても負けない力強さがすごい。
その力強さがラストのボレロに集約されていて息をするのも忘れるほどの滑りでした。
思わずスクリーンに拍手。
スタンディングオベーションしたいくらいでした😃
期待以上の内容と迫力で大満足。
上映館が少ないのが残念。
少しでもフィギュアスケートに興味のある人は見て損はない作品です。