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青天を衝け 第25回

「篤太夫、帰国する」


つらい回でした。

幕末物は好んで見ますが、どうしてもこの鳥羽伏見から始まる箱館戦争などの戊辰戦争は避けられない。

だけどつらいです。見たくないくらい。


ものすごいスピードで展開される中でしっかりと川路さまの最期も小栗上野介の最期も描かれていました。ネジは最後に武田君らしく。

小栗上野介だけでもドラマが1つできちゃうくらいだから(またも辞めたか亭主殿等々)どうしてそうなった!?はそちらで……ウインク


今回は平九郎にかなり尺をとっていましたね。

こんなことを言うのはダメかもしれませんが

大森さんの好みなんだなと確信しました!

変な意味じゃないですよ。

書きたくなる素材ということです。

それだけ平九郎の生涯も岡田健史さんも魅力的だということです。

熱演でしたね。

「何か」を成し遂げたかった想いと、誇りと。そして生来の優しさとの両面が、名乗りをあげて腹を切る姿と、亡くなった同志を弔う姿や匿ってくれた村人への配慮に現れていました。

そして栄一の海外での学びと経済への目覚めの光の中に、平九郎や長七郎たちの影も色濃くあると言うことを強烈に描いていました。


慶喜の敗走はまだ全てを語られていませんが、

この虚無の目が恐ろしい。

ビスケットを食べる姿も微笑みのように見えるのがまた恐ろしい。ええぞ、つよぽん!





そしてそして
土方さんと成一郎の箱館戦争
いやーこれまた大森さんの好みなんだな!(笑)
わかるわぁ。
「あさが来た」でわざわざ土方さんを出しただけある!
土方さんだけ少女漫画のキャラみたいに花を背負って現れるもの✨☀️✨

そしてピンチ!で颯爽と現れるアレですよ。
形の違う
「待たせたな」だな!
土方さんはなんといっても残された写真がおっとこまえで❤️
この写真がなかったらこれほど人気にはなってなかったかもと思うほど。
自分でも知ってたんでしょうね、イケメンて。
写真を残してそれを部下に渡していますから。
後世に残せよ!という気持ちもあったのかも!

何気に今回の土方さんが
「俺は旧式の戦い方は潔く捨てたぞ」
と言う台詞が好きですね。
古いものにしがみついて不器用に命を散らす人ではないのだと思います。
もっと前を向きながら最後まで戦い抜いた人なのではないかと思うのです。
それがこの一言に感じられて好きです。

あと、高良健吾さん。
前半の高良健吾の無駄遣いなんて言っていた自分を激しく反省!
「だから」高良健吾だったのね!と。
とっても素敵です。




また中休みですが
商人の時代がやってくるメラメラした様子が感じられました。加島屋はあさの家ね!


余談ですが、私の友人には土方さんが好きすぎて多摩へ行き、子孫(直系ではない)に会ってきた人がいます。アクティブ!(笑)
女性ですが面影があったそうですニコニコ