ドジな小姓と寛大な上司 そして智弁秀逸 | ほどほどに

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「青天を衝け」がスピードアップとテンポよくなってきて面白くなってきました。


今回はちょっとコント色強めの演出が多かったですね。徳川家康の先週の「ピンチ」発言に続く「ファミリー」(笑)


猪飼が小姓時代のドジネタ

慶喜の顔を蹴る

慶喜の顔を切る

の場面

顔を切るエピソードの時の包帯に笑いました。

史実ですが、実に興味深いエピソード。

慶喜の人となりをあらわすものです。


思いきった演出ですが、全体のスピードアップと共に一橋が活気づいてきてる(水戸とは別)感触が感じられたような気がします。

そして栄一がご飯が炊けるようになる事を描き、猪飼も成長している(かつては円四郎も大盛り飯)やがて栄一も大きくなっていくのだろうと何層にも重ねて見せている気がしました。


西郷隆盛と会う栄一でしたが、だんだんと才気を放ち始める様子が出ていて、吉沢さんのキラキラした目が活きていました。

華丸さんも良かった!アタックチャーンスって言いそうだったけど(笑)


しかしなんといっても平岡円四郎。

堤さんが余裕も色気も愛嬌も知性もフルで醸し出すものだから、毎回堤真一優勝です(笑)


目から鼻に抜けるような頭の良さが悲劇を生むなんて悲しすぎます。

ついに来週は円四郎の最期。

予告の慶喜の慟哭がつらい。


そしてもう1つの悲劇

武田耕雲斎の運命

昔はおとがめのあった者は一族皆殺し。

なんて残酷。小さな子どもまで。

耕雲斎も同様の罰を受けました。

9歳や3歳の子どもまで斬首されます。

津田寛治さんの線の細さが、なおさらかわいそうさを増すようです。


サービス・おディーンもありましたね❤️


長七郎も退場間近。あー悲しい。