久々に大河のお話
ついに栄一と慶喜が対面しました。
初回のシーンをもう一度流しますが、今度はその背景に何があったかを解説しながらです。
栄一と喜作が慶喜の馬を追って懸命に疾走する場面。距離のあった慶喜に近づいていく様が関係性を表しているようで印象的でした。
それは円四郎の
「おめえら馬に負けねえように駆けろ!」
の言葉を守ったものだったという。
ピュアな2人の必死さが出る良い場面だったと思います。これも史実で、1キロも走ったとか。すごい!
この場面最後に円四郎が去り際に
「良かったな」とでも言うように笑顔で2人にうなづくのですが、この表情が超ステキ!
堤真一優勝!(笑)
一方家康の言葉によると「ピンチ」だった慶喜は、ついに"やっちまいます "!
ここはこれまで静かに静かに演じてきたところからの、覚醒した慶喜の目が素晴らしい!
これも史実というから驚きです。
泥酔をしたふりをして幕府に実権を取り戻すなんてなかなかの大胆さ。
やはり水戸烈公の血がものを言ったのでしょうか。
その前の栄一の「やっちまいましょう!」に心動くものがあったのでしょうか。
立場も性格も違う2人が引き合っていく流れがスムーズだったと思います。
あぁこんなに早く物語が流れていくということは、長七郎も円四郎も残りわずか。寂しい。
長七郎は尾高家の中でも文武両道でとても優秀だったそうで。死に場所を失った事が悲劇を生んでいく流れが、満島真之助さんの繊細で迫力のある演技で見えてきます。
オープニングのテーマソングの指揮をされている方は尾高家の末裔だそうで、すごいなぁ。
さて、すでにおディーン五代もチラ見せしてくれて眼福、耳福ですが、イケボ大河にもうひとり。
今回登場の老中 酒井を演じる方はジャックバウアー!(笑)
イケボにもほどがある(笑)
ここまでの青天を衝け、1つだけちょっと不満が。高良健吾さん、無駄遣いじゃない!?
これから見せ場があると信じてますが。
彰義隊までいく人物 喜作。
ここまではコント色強すぎやわ(笑)