白い情景 | ほどほどに

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白い情景                                作詞 野田陽子 

            補作詞 来生えつこ  作曲 来生たかお

 

今年は暖冬だと聞きました。

確かに朝庭に氷が張らないものなー。

でもいよいよ冬らしくなってきて、今週は寒い日が多かったな。

関東では雪も降ったみたいですね。

 

そんなわけで冬らしい曲を並べて聞いてみたりしました。

暇か!

その中の一曲。白い情景。

ちょっと不思議な味わいのある曲だと感じます。

イントロも来生さんぽくない気もするし。

歌詞だけ見ると別れの曲なのですが、

メロディーはおだやかでさわやかさも感じます。

 

白い息はいつしか 雪に変わっていく

ざわめき続く 街に 人波はあふれ

さよならの言葉も かき消されていく

凍える 心を いやせる場所もなく

 

失うことを 怖れていたと

君と離れて はじめて気づく

 

はかない 言い訳 もう届かないよ

白い夜は静かに僕に 舞い降りる

 

冬の寒さいつしか 心にからんで

とまどう僕の前を 君は去っていく

寂しげなほほえみ 少しだけ見せて

凍てつく 季節に 振り向きもしないね

 

こんな痛みは 知らなかったよ

残酷なほど 街はきらめき

 

心の 叫びは もう聞こえないよ

白い夜の彼方へ遠く 消えていく

 

嫌いになったわけでも心変わりしたわけでもないけど

うまくいかなくなって別れてしまった恋人への想いでしょうか。

♪失うことを~  からは歌詞もメロディーも印象的です。

大切に思っているのに上手に大切にできない。

伝わらない。大切にしすぎて失ってしまうようなこと。

それは失いたくないからこそ生まれてしまう溝。

だからこの「僕」は別れに戸惑うし、彼女は去っていく。

僕はこんな痛みはじめて知った。

でもきっと彼女はずっとそんな痛みを

抱えていたんじゃないかな。

 

なーんてもどかしくて悲しい物語を想像しています。

でもメロディーのさわやかさで、僕はきっと次に愛する人は

幸せにできるんじゃないかという希望もにじませてくれます。

 

もうひたすら声、声、声、声の魅力!!!!

何歳なの?!と改めて確認するほど初々しいし。

ただちょっとだけタイトルが違った感じがよかったかなぁ

なーんてーね。まんますぎちゃって(笑)

まぁ代替案はもちろん出せませんが(笑)

 

寒くなったら思い出す一曲ですね。