自動車メーカーのF1撤退が昨年のHonda、今年のBMW、さらに


ルノー、トヨタの可能性も。しかし、10年前のグランプリを回想


してみると、純粋な自動車メーカーのチームはフェラーリだけだ。


他のチームは、エンジンをメーカーから供給を受け、いわゆる


コンストラクターは自動車メーカーではない。具体的には、


ジョーダン、ウィリアムズ、ベネトン、スチュワート、アロウズ、


BAR、ミナルディ、ザウバー、プロスト、マクラーレンという具合だ。


自動車メーカーがこぞって前面に出てきたのが間違いの始まりだ。


エンジン供給だけなら、参戦費用も大幅に抑えられる。そして、


供給のみならエンジン開発の凍結は不要なのではないだろうか?


そうすれば、現在のメルセデス・エンジンの一人勝ち状態も解消


できそうな気がするし、各自動車メーカーも参戦意慾を持つはずである。


現在の開発凍結の状態では、自動車メーカーのF1参戦には魅力が


感じられないだろう。コスワースは来季、USF1、マノー、カンボス、


ロータス、そしてもしかしたらウィリアムズの計5チームにエンジンを


供給する事になる。コスワース以外にも、直近のHonda、BMW、


昔参戦していたプジョーやポルシェ、フォードなどが出てくると技術


競争という意味でも、とても面白いような気がする。一昔前と異なり


予選用エンジン、決勝用エンジンなどと無駄にエンジンを使えないし、


90度V82400ccなど、細かく規定されたNAエンジンでの競争なので、


昔のターボ時代のようなぶっちぎりは無くても、地道な技術力が反映


されるはずだ。