昨日の中国GPは前戦のマレーシアGPに続きまたしても、雨。

これも何かを示唆しているかのような雨脚の強いものだった。

ポールポジションは、ドライブシャフトに不安を抱えて、Q3で

一発勝負に出たセバスチャン・ベッテル。昨年のイタリアGPを

思わせるようなポールポジションだ。決勝は、雨でセフティーカー

が何度か出動したこともあり、流れは開幕2連勝のジェンソン・バトン

からセバスチャン・ベッテルへ。少し話は変わるが、ブラウンGP

は予算が少ないので、フロントウイングも、ノーズコーンも3戦目の

使用だという。確かに2人のドライバーは車を壊していない。さらに

スペアのマシンもないので、万が一予選でクラッシュしたとして、

それが治せない程度のダメージだとすると、レースは終わりという

状況だ。

それにしても今年のオーダーは昨年と全然違う。マクラーレンが復調

してきたので、少しF1の常連の顔触れが整ってきたが、まだ決勝での

ルノーは戦闘能力に欠けると思う。(フェルナンド・アロンソは善戦

しているとは思うが、ネルソン・ピケは全くいいところがないと思う)

今の時点で、失格の烙印を押されるドライバーは

ネルソン・ピケ(ルノー)、セバスチャン・ブルデー(トロ・ロッソ)、

中嶋一貴(ウィリアムズ)ではないかと思う。

3人ともチームメイトとの成績のギャップは小さいとは言い難く、

非常に残念な結果に終わっていると思う。特にブルデーはチームメイトの

セバスチャン・ブエミはルーキーなのに・・・。

ブエミはポイントもコンスタントに得ているが、ブルデーはまだ

ノーポイント。このマシンにもし佐藤琢磨が乗っていたら・・・。

そう思うのは私だけではないはず。ウェットで速いのは琢磨のセールスポイント

でもあったので、もし・・・。

さて、決勝の結果はレッドブルのワンツーフィニッシュ。

セバスチャン・ベッテルまたしてもトロ・ロッソに続きチームに初優勝を

もたらした。

注目のブラウンGPはバトン3位、バリチェロ4位だった。善戦と思う。

しかし、映像を見ていて、セバスチャン・ベッテルとチームメイトの

マーク・ウェバーがなんだかぎくしゃくしているような感じを受けたのは

自分だけではないはず。マーク・ウェバーも自信最高位の2位とはいえ、

2年前の日本GPで当時トロ・ロッソのセバスチャン・ベッテルが

セーフティーカー走行時に3位を走っていたが、前の2位を走っていた

マークウェバーに追突し、レースを台無しにしたことが脳裏をよぎった。

あの日本GPも雨だった。

2年前にすでに獲得していたはずの自己最高位である2位を、その2年後に

やっと獲得し、その時の優勝者が2年前の追突の当事者であり、

今のチームメイトであるのだからマークウェバーの心中穏やかではないかも

しれない。