全チーム揃っての合同テストがバルセロナで3日にわたって行われたが

もちろん、一番の話題はブラウンGPのBGP001である。確かに速い。

旧Honda時代の2008シーズンをつぶして開発していたのだから当然と

言えば当然かもしれないが、メルセデスエンジンが手に入らなければ

中団で終わっていたことと思う。各チームがKERSを使用し始めるシーズン

中盤までにポイントを荒稼ぎしそうな勢いである。現在、スポンサーロゴ

もない状態でのテストなので印象的なパフォーマンスを上げるためには、

バラスト、KERSを積まず、燃料も少なく積んでラップタイムを作る。

でもバラスト、KERSだけならまだしもレースディスタンスを走っている

ルーベンス・バリチェロに関してはそれは言えなさそうである。となると

バラスト、KERSの問題になるであろうが、この2つで50~100kgはメリットが

出るかもしれないが、すくなくともロス・ブラウンは単なるタイムづくりの

ためにそのようなことはしないようである。

それにしてもブラウンGPのマシンに乗るルーベンス・バリチェロが昨年の

ドライバーチャンピオンであるマクラーレンMP$-24に乗るルイス・ハミルトン

に1周あたり2秒も差をつけるあたり、やはりF1はマシンの持つ意味は相当

大きいことを証明している。メルボルンでのブラウンGPのワンツーフィニッシュ

も夢ではないかも。旧Hondaが参戦継続していればこの夢のような事態に遭遇できた

かもしれない。そしてSUPER SGURIも参戦継続できていれば、来年はこの有望な

シャーシを入手できたのかもしれない。すべては「たられば」の話ではあるが。