楽2ーソ1


3連敗で貯金ゼロ。シーズン前に「10ゲーム差をつけて優勝する!」と意気込んだ王会長の言葉を思い出す。オリックスが2位に9.5ゲーム差をつけてマジックを点灯させた。


やろうとしていたことをやられている上に2位にすらいないことが虚しい。


負け越している田中将大にやりたいようにやられた。決して打てない投手ではないが頼みの近藤が封じ込められるとここまで得点力が下がるのか、と落胆する。


結局田中に相性の良い今宮のソロホームランのみで終わった。ランナー近藤で柳町にエンドラン指示もハイリスクローリーターンの作戦で不発。


藤本監督はエンドランが大好きだがせめて足の速い選手が一塁にいる時だけにしてほしい。失敗してゲッツーになるシーンを今年嫌と言うほど見てきた。


7回には中村晃に代えて周東を代走に送ったが盗塁するのが遅い。


今宮の打席で早々に走ることを求められていたが出来ずに今宮は窮屈な進塁打を打つことに終始していた。早々に盗塁を決めていれば展開は変わっていた。


続く野村の打席で盗塁を決めたが遅かった。スペシャリストには高いレベルを要求したい。厳しい言い方になるがそれができる選手だと思っているし、できればより一層相手チームにとって脅威になるからだ。


見苦しかったのはリチャードとデスパイネ。前者は今日も攻守に良い所がなく凡退、エラーをした上に田中によからぬ言葉を発して怒りを買ってしまったようだ。プレー以外で目立つようでは2流選手と言わざるを得ない。


デスパイネは最後に代打で登場したが空振り三振で試合終了。35打席3安打打率.086の今のデスパイネには荷が重い。二軍で結果を出している生海や井上などのスラッガーと入れ替えるべきだろう。


悪いことばかり書いたが収穫もあった。板東と谷川原のバッテリーである。板東は負け投手になるのが勿体無いほどの投球だった。


1失点目はリチャードのエラーがなければ無かったかもしれないし2失点目は打った岡島を褒めるべき。ボールゾーンに落ちるフォークをうまくひろわれた。


谷川原は板東の良さを引き出すリードをしていた。甲斐と決定的に違うのは序盤から球種を満遍なく使うこと。またインコース、アウトコースの横幅もうまく使い的を絞りづらくしていた。


当たり前と言えば当たり前だが甲斐のリードは頑固な面があるので新鮮に見えた。来週板東が投げるならば谷川原とのバッテリーでまた見たい。


ただ負けるだけでなく収穫があればまだマシだ。チームに勢いは全く無いが明日はルーキーの松本晴が先発なので打線の援護を期待する。間違っても見殺しなんてことにならなければいいが。


相手もルーキーの荘司。対戦経験はあるので初モノではない。ルーキー同士の投げ合いがどうなるか注目したい。