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第二回が2018年4月5日発売のメフィストに掲載されますので急いで再読

登場人物が多いし焼き鳥と園芸家のイメージが強い(笑)

どんなお話だったか後でわかる程度の情報とちょっとした感想を。

 

講談社「メフィスト」(電子書籍のみ)連載中

.「インド倶楽部の謎」(講談社『メフィスト 2017 VOL.3』初出 2017/12/7)
第一回

 

まずは事件と関係のない火村とアリスについて。

書き切れなかったのでそのうち更新しよう・・・。ほんと皆読んで・・・。

事件本筋を先に書いたのでそっちはやっと誰が誰かわかったぞ!第二話どんとこい!


<時代・季節>

(2017年)11月12日雨 午後七時
<場所>
阪急梅田から遠くない居酒屋

<同行理由>

〇二年前に解決したある殺人事件の関係者に話を聞いた(大阪)帰り道。晩飯を大阪で食べるならと火村からアリスに連絡

アリスは梅田の書店で次作資料を漁っていたところ。夕陽ヶ丘のマンションにいたら、雨が降っていたので億劫で来なかったかも。

→アリスなかなかひでえ。まぁその場合火村先生が晩御飯になるお土産持ってマンションに行くッテコトデショーーー!

「小説のネタが拾いたいから会うたわけやない。

居酒屋でぐちゃぐちゃ延々としゃべりながら飲み食いする機会が久しくないなぁ、と」

→天使。しれっと嬉しい事言ってくれるよな。アリス。

 

〇二年前に解決したある殺人事件の関係者

隣人トラブルからの事件

<食>

いつか火iアiリオフ会をするならこのメニューで

*突き出しの小皿とビール。乾杯することもなく手酌で一杯。

→瓶ビールか~。まぁジョッキで飲むとそんなに飲めないものね・・・。

※最近の体調を労わりましょう。

「忙しいんか?」

「忙しいな。大学の雑務も多くて」

「今月(11月)は下旬になったらひと息つけるやろう」

※仕事の話をし始めたら、『彼を仕事から解放する時間を作ってやるべき』です。

「今日は犯罪の話は抜きや。他愛もないことを話そうやないか」

※優しく、心を開けるような他愛のない会話をしようと持ちかけましょう。

*刺身の盛り合わせ

*ソーセージ

*温泉玉子入りのシーザーサラダ

※同時に割り箸をパチンと鳴らしましょう。

→おかしいな。私は仕事で忙しい彼との久しぶりのデートの注意点を読んでいたのだろうか。正しいオフ会の催し方を考えていただけなのに。

*う巻き

*蛸の天婦羅

火村は二杯めのビールを飲む

火村はソーセージにマスタードを塗る

最後のソーセージはアリスが「俺がもらう」と尋ねることなく当然にいただく。

話を進めようと注いであげようとしても火村が自分で注ぐとか。いつも思うけど頑なだよね。弱いくせに。・・・弱いよね、火村・・・。強くは無い。うん。

 

<火村の「衣」「外見」>

濃紺のオータム・コート (←初出!!)
見慣れぬコートはこの秋に買ったばかりのようだが

→秋のコートを持っている火村先生ありがとうございます!今までカシミアの黒いコートしか覚えが無いよ!ありがとうありがとう!!そして碁石ファッションの彼に少しばかり色が付いてコートを買った事にちゃんと気付くアリスーーーー!!!

コートの下に白いジャケット、ネクタイをルーズに締めている


<火村・アリスの「食」>

こじゃれた店で嬉しかったらしい。

小洒落た店:明るい木目調で統一されたシックな内装ですっきり

テーブルの配置に余裕がある

客層がいいのか店内のざわめきも控えめ

値段はリーズナブル

大漁旗や民具でごてごてかと『私も思った』とアリスが。

(ちなみに賑やかで大漁旗や民具でごてごてでもいい。)

→自分と相手の店の好みを把握してる感と最低限の言葉で事足りる感がたまんねぇな

<火村の本業関連>英都大学

11月12日(日)の話

「忙しいんか?」

「忙しいな。大学の雑務も多くて」

「今月(11月)は下旬になったらひと息つけるやろう」

→そ・う・な・の?私大学の先生の繁忙期知ラナカッタナー。


<外から見た火村>
犯人を含む事件の関係者たちが述べた火村

「プロのギャンブラーのよう」
「外科医っぽい」

「やくざの顧問弁護士」

「孤独を愛する園芸家」

「ベンチャービジネスの起業家」

「昔バンドをやっていた(職場で浮いてる)会社員」

*大学の研究者と刑事には見えないようだ

 

 

 

以下ネタバレありの本筋

<場所>
神戸市北野異人館街にある【インド亭】

<時代・季節>
11月12日(日)雨 例会開始16時。イベントは16時半開始

死体発見は11月17日14時

 

<<登場人物>>

【インド亭】5年前より居住:夫、妻、娘

間原郷太(まはらごうた)47歳 仇名<マハラジャ>1970年6月18日生

神戸ナイトクラブ「ニルヴァーナ」、レストラン、ステーキハウス経営。私的交友範囲は狭い

彫りの深い顔、口髭

毎月第二日曜、「例会」主催
間原洋子(まはらようこ)48歳 郷太の妻

〇娘 間原花蓮(まはらかれん)17歳高校二年


【例会参加者】

加々山郁雄(かがやまいくお)50歳(最年長)1967年9月30日生

15年前から「ニルヴァーナ」のソフト面を裏で支えるサポーター

恰幅のいい中背

ジャージ生地のカジュアルスーツ(青みがかった)、赤いネクタイ、生え際は後退

エネルギッシュな行動家、感情表現豊か。プライベートでは概して上機嫌

☆昨晩から楽しみ8割怖さ2割でそわそわ、リーディングを公開で行おうと提案
井深リン(いぶかりん)(最年少)

ヨガのインストラクター

細面の長身、黒髪ストレートロン、可憐でエキゾチックな東洋美人

坊津理帆子(ぼうつりほこ)39歳 1977年12月8日生

私立探偵(元町)

低い声、小気味の良い行動、女傑タイプ、視線で人を威圧するところも。
☆順番をくじ引きにすることを提案。手帳を破り順番の書いたくじを作成(※たぶん業務用の手帳)
佐分利栄吾(さぶりえいご)33歳 仇名 サブ
診療クリニックカウンセラー(西元町)
知的で端正、目許が涼やか、甘いマスク、口調や態度も甘い、下戸
髪の毛は天然パーマのウエーブ

弦田「前世治療を得意とするカウンセラー」自分のカウンセリング手法には自信も確信も持つ


弦田真象(つるたしんぞう)35歳

インド音楽に精通、千の楽器を奏でる虚無僧を嘯く

丸レンズの度付きサングラス、蓬髪、無精髭、破れたジーンズ。のらりくらり

☆リーディングにあまり興味は無い

【リーディング】ナーディー・リーダー
出戸守(でとまもる)仲介者

30代半ば 色黒、チャップリンのような口ひげ、日本人顔、特徴のない顔、良く通る声

黒いTシャツ、サファリジャケット、翡翠のネックレス

ラジーブ

がっちりとした体格、目は見開いたように大きい。口髭、鉤鼻

開襟シャツ、ツイードのジャケット

 

(アガスティアの葉)

3センチ幅長さ30センチに切りそろえられた椰子の葉 紐で束ねられている

事前に提出した親指の指紋で探し出す


★1加々山(ニルヴァーナサポーター)

Q.仕事の先行き

※ 結構凄いこと言われてるのに冷静

Q.健康面

A.死の原因も病ではない。(伝え方を提案された上で)何年何月何日かだけ手帳に記入してもらい、胸ポケットにしまう。

 

★2坊津(私立探偵)

・18歳の時心にダメージにより死を考えたか←動揺

Q.自分の前世 150年ほど前どこでどんな生涯を送ったのか

A.北インドのアワド太守に代々仕えた武官の家の長男

名前:アジャイ・アラム 幼馴染の領主の娘シャンバビと恋に。結婚の約束を

18歳戦の折りに銃で撃たれ、川に落ちて落命。

 

ハンドバックから出した赤い薄くて小ぶりの私的な予定や心覚えを書く手帳

栞紐の挟んだページへ加々山と同じように記入してもらう。

死期が迫ったところで見たい

 

★3間原(ニルヴァーナオーナー)
指紋は取りなおさなかった(ラス1なので)

・姉は居たが死去、父は音楽関連の仕事、仕事は28歳(実際は27~29)

・20歳前後で父親に反抗し奔放にふるまった

・25歳で結婚も、激しい雨の降る夜、山の近くで自然災害により妻は死亡

・二度目の結婚は27歳、26歳の冬に知り合う、二人のあいだに娘
「アガステイアが本物であることがわかり感動。運命があるのを信じ精一杯生きる」
質問はしなかった


いつも通り22時例会終了

佐分利(カウンセラー)の運転で弦田(ミュージシャン)が同乗
弦田 サブは「前世治療を得意とするカウンセラー」なのだから体験すべきでは?

佐分利 自分のカウンセリング手法には自信も確信も持つから不要

弦田 だれかがあらかじめリークしていれば。インチキと思う


加々山(ニルヴァーナサポーター)大阪までタクシー

 

井深リン(ヨガインストラクター)(飲まない)の運転で坊津(探偵)を送る

井深 前世の恋人が洋子と知っている。前世の話をある程度聞いている様子

坊津は洋子=シャンバビと疑わない

井深 「18歳に辛いことが?」「自分は14.5歳で生きることが苦痛」「18で初めてのボーイフレンドで楽しかった」

坊津 「若い頃のよく有る悩み」

間原洋子 「ひやひやしていた。未来なんて知らない方がいい。

昔のことを無遠慮に掘り返された。痛々しいほどだった。

若い頃、父に盾ついていたことも事故のこともある程度知っていたことばかり」

郷太 「誰かが出戸に依頼者の情報を吹きこんでいたようだ。引っかかる」


感想

・気になるところ

<サブは前世治療のカウンセラー>

・坊津(私立探偵)はたぶんこのカウンセリングを受けてる。洋子が前世の恋人だと思っている。

・間原郷太・洋子は坊津が前世の恋人が洋子だと思っている事を知っている。

・井深も知っている。坊津の前世の従者や、恋人(洋子)の父に関連があるのか関心があるのか。

 

<ナーディー・リーダーを持ちかけたのは井深リン(ヨガ)>

偶然出戸が来たといい、例会で話題に出す。自分は怖いから診てもらわない

利点:希望者の指紋が取れる、前世治療の関連で坊津、洋子を混乱させられるかも

 

<身元不明の遺体>

2~30代男性。今までの登場人物では

前世治療のカウンセラー佐分利とミュージシャンの弦田が該当するが、樺田警部の見立てだと例会前の死亡のようだから違いそう。

言うなら出戸(リーディングのコーディネーター)の本物かもしれない。

<時間軸>

井深リンの年齢がわからないからまだまだこれからだと思うけど、

〇間原郷太(オーナー)が前妻と結婚した頃、坊津(私立探偵)が若かりし死を考える辛いことが

※なんとな~く坊津が前妻に前世のなにかとか中二的な事で想いを寄せていて、間原と結婚したから「〇〇のはずなのに!」的な感じで絶望したとかだったりとか妄想。

〇間原郷太(オーナー)が現妻(洋子)と結婚した頃、加々山は失恋している。

※普通に考えると洋子が好きだったとかかなーとも。でも今は結婚して奥さんいるしな。

信頼している人に裏切られるとか言われて平然としてるのもちょっと・・・・。

正直リークしてるのはこの人かな~~とも思う。しかし利点が合わない。