テクタイトにヒキゲキに感情を持って行かれ過ぎてもうすぐ和田君の男映えイベントだというのに大変です。というわけで感想まで言ってるとぐちゃぐちゃの感情でイベントに臨むことになってしまうので考察のみ、まとめます!
観に行ってない方おいてけぼりでネタバレ甚だしい喜怒哀楽ぐちゃぐちゃの中身を整理するための考察書き出しなのでご勘弁を。
パンティーアナキズム
書き出しの桜子のTwitterが鋭い。
「支配」
これが大きな一つ。
先に言ってしまうと、「テクタイト」の最後の赤ん坊に
ゆり「この子に支配されてんの。奴隷やわ」
が来る。
親に支配され、周りに支配される自我を持った人間も、赤ん坊時代には親を「支配する側」だったということ。
桜子にとっては死んだお母さんを支配していた。
タクトはネグレクトでおむつも替えてもらえんくて支配から逃げた母親を持った。それでも望が生まれるまでは生かされる位にはタクトを育て、支配されてた。
ナオヤの子供は、小田島さんたちも支配されていたゆりの助けに入り、一人じゃない。
パンティーアナキストとして画一的に支配する側される側に分かれるのではなく、やはり「自発的」にも人は動く。
ここでガツンときましたね。
だから、小田島X(ごーりきさん)も、もしかしたら「パンティーアナキズム」最後で打ちのめされて悩み別れた桜子なのかなと思った。
それを見て隕石って切ないと言った桜子と合わせて作家先生が書いたのが2幕「テクタイト」の一部かなと。
小田島さんたちは、作家先生がこの作品を書く上で多面的に書いては消し、書いては消し、この視線(小田島某)から見たらどうなるか、この視線から見ればどうなのか。どうやったら多重人格のタクトたちを消化できるか。
地上に落ちるまでに何度も削られてきて、小さくなって残ったテクタイト。切ないテクタイト。
生きてきた中で何をしていてもどうやっても爆発にさらされ穏やかに暮らせなかったテクタイト。
では地上では残ったかけらはどうなるのか。
それが作家先生の書いた「テクタイト」なのではないかな。
だから思ったことと行動が乖離して上手く操縦できない小田島X桜子が出て来たのではないかと思う。支配されないパンティーアナキスト。その彼女は何を履いているのか。
死んだ彼女のパンツ。そのパンツに支配されているのではないかという葛藤。
***
という前提でタクトの人生をまず整理。
父親の暴力と母親のネグレクト(おむつ替えずにケロイド状になっている。おやつなし、目が合えば暴力)
<未就学児のころ>
実の父親が実の母親を風呂に沈めているところを見て初めの爆発。
多重人格発生。
望にその記憶・初めの爆発で残った石・テクタイトを託し、タクトは生活を続ける。
実の父親はおそらく実の母親の死により保険金を貰っている。
「何も見てない、お母さんがいなくなっただけ」
<小学生>
そんな中で生活していくうちに義務教育が始まり、「先生」という正しいことへ導いてくれる存在を知り、「望と別れたタクト」にも、「これでいいんだよ、と、理性的に考える人格」が形成。鯛ちゃん演じる「先生」
そうこうしているうちに父親が再婚。義母のつれた”まり”と一緒に住む。
実の父母から「支配」しか受けてなかった「タクト」は「タクト」なりの家族で過ごす。”まり”は妹で、自分が守ってやるべき人物。でも守り方を「支配でしか知らない」タクト。愛情を知らない。
<小学生~中学生>
父親が義母を保険金目当てで毒殺。事件が明るみに。
様々な悪意にさらされ怒りで「テューポン」発生。
「アキラ」が表に。今度は家族だけでなく、世間からはじかれた「タクト」を守るため、「先生・アキラ・タクト・望・テューポン」の体制に。
暴力的刹那的ながらも残った”まり”と世間の言葉や態度や様々なものからアキラが立ち向かう。
アキラでも押さえられない怒りで「テューポン」は表に出る。望の知らない人格も都度発生したかも。
アキラは思春期を迎えた”まり”へ「守らなきゃ」といった感情と共に性的虐待を起こす。「先生」は止めるも、「アキラ」には聞き取れない。
窃盗等で何度か警察の世話になったことも。
<父親が捕まる>
父親がいなくなったことにより、父も母もいなくなった”まり”は家から出ていく。
<家が放火される>
ホームレス体験
アキラが悪い道へ進む。
おそらくテューポンの手もありどん底の生活から、他人から搾取、巻き上げ支配する側の心地を体験。
人をだまして金を巻き上げる。
アキラの作った金でささやかながら人並みの暮らしができるように。(未成年)
<推定18歳以降>
「先生」が普通の生活というものにあこがれる「タクト」に「表」の世界を見せたくて「先生」が悪い道から切り離し(アンドリューアスのように)環境を整える。
キャバクラで「働く」。ゆうと付き合う。同棲。
<大道具から芝居の道へ>
頑張るタクトの後ろから望は見ている。
喜ぶ「望」のためにも、「表の世界で」頑張る
3年先まで仕事が埋まるほどに何年も役者稼業を昇りつめていった。
<精神世界で「望」・小田島Xとの交流>
<舞台「テクタイト」千秋楽>
ネットニュースで過去が晒される。「タクト」を本番まで眠らせ、「先生」が「アキラ」を従わせて表へ。
顔から未成年時代に騙し金をだまし取ったやつらからの報復に備える。
「アキラ」はもう投げやり。裏世界に帰る意思もあるも先生に止められ、表世界に居続けようと頑張る「先生」に、アキラはもう全部ぶっとんじまえと思う。
<喫茶ロビー>
小田島の会
<幕間・喫茶ロビー>
小田島の多様性を受け止める会
<二幕途中、舞台爆発>
アキラの思い通りに爆発。事故か恨まれていた過去の人物からの報復か。真実は不明だが終幕前に演者は全員死亡。
終わらせられなかった無念から何度も芝居を繰り返す。
<死者の繰り返し>
<幕間・喫茶ロビー>
小田島の多様性を受け止める会でゆうの話を聞いて繰り返しが「先へ」進む。
<おねえちゃんの嘘つき>
テューポンが終わらせようとする。
小田島髪との会話でテューポンが飼いならされた。
タクトが戻り、役者として応援してもらう「愛」を受け取る。
小田島X・マリウスの母が到着。「ぎゅっとしてもらう役のときには交代してもらう約束をしていた望」。先生が望を呼んで望がマリウス母に抱きしめてもらい夢が叶う。
そして「タクト」のカーテンコール。芝居を終わらせられ、タクトの願いも叶い、死者となった役者たちも成仏する。
<一年後?>
小田島ホームレスとみたがロビーウエイターになる。
ナオヤの子供に支配されているゆうのかわりに赤ん坊のお世話を買って出る小田島Hにリーダー。
小田島X含む小田島の会
桜子 親に愛されなかったタクトの赤ん坊は愛され、親を支配していた。支配とは。佇む。
かな、と!
どこからよみとったかは後程!よかったと感動したところも後程!
望に何度キュン死したかも後程!タクトの殺陣もアンドリューウスの殺陣も後程!「先生エモすぎる」感動も後程!
高校生和田の「えっち」「ぱんつ」
「先生」鯛造のエロい演技もすごかった!後程!
とりあえず時系列だけ!
テクタイト最高過ぎて和田君の男映えイベントに頭が切り替わらないので、とりあえず考察部分だけアウトプット!!!!