1歳児になり、息子が保育園に定期的に行くようになったので、
行き帰りの電車で1人の時間もでき
なかなか取れなかった本を読む時間も少しできるようになった最近
私、子どもが生まれてこのかた
『育児本』というような本をあまり読んだことがなかったのですが、
育児本というより
『こういう風に育ててあげたいな』とか
『このママさん素敵だな、尊敬するな』と思う方の書いた本などが好きで。
そういった類の育児本?エッセイ?をたまに読んだりするのですが、
久しぶりに感動な本に出会いました。
1年で偏差値を40上げて慶應大学に合格した、
映画「ビリギャル」にもなったことで有名な「さやかちゃん」を育てたママ、
『あぁちゃん』の本。
外で読んでるのに
涙が止まらなくなりそうで堪えるのに必死
ビリギャルは本も映画も両方見てたので、
教え子のさやかちゃんや塾の先生の坪田先生がメインのお話でしたが
お母さんであるあぁちゃんの子供達に接する態度や声かけが
本当に愛情深いもので、
これはそのお母さんをピックアップした本。
いわゆる『一般的に見ると悪い子』なレッテルを貼られてしまうようなギャルで学校から呼び出しを多くくらう娘さんも
母はしっかり娘さんのいいところを見てあげて、信じてあげる。
世間体ではなく、自分がしっかり子どもと向き合いいいところを見つけてあげ、子どものやりたいことを全力で応援してあげる。
さやかちゃんが受験前に挫折しそうになって『やめたい!』となった時、
先生の『明日慶應大学見てくれば?』の一言で
次の日に名古屋から東京まで慶應大学を見せに連れて行ってあげるような、子供のためなら何でもしてあげる、そんなお母さん。(私はそこまできっとできないw)
本を読みながら
本当に素敵なお母さんであり、素敵な育て方だな、と思いました。
私もこれからの時代、
子供には右を向けば右を向き、左を向けば左を向くような『聞き分けの良いいいこ』になってほしいというよりは、
自分自身の夢ややりたいことが自分で見つけられ、努力できるような、自分に自身のもてる育て方をしてあげあれたらなー、とふんわり思うので
このお母さんの話は最近の中で読んでよかったな、と思う一冊でした。
保育園や幼稚園、小学校やこれからの進路などを考える時に
自分もこの子もどうなってほしいのか?
選択肢もたくさんある中でよくわからなくなってしまいがちでしたが、、
『将来こんな子になってくれたらいいな』
の思いがベースにあれば、
子供のこれからの個性に合わせてサポートできるような環境を選べばいいんだなと思いましたし
とても心がすっきりする良い本でした
ママ友の情報も本当にためになりますが、
こういった自分がこうなってほしいな、こうなりたいな、な方の本を読んでみるのも本当にためになりますね
有意義な時間でした