昨日、読了です。

小倉昌男 経営学/小倉 昌男
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わくわく読めました。


読んだ理由は、、、あちこちで複数のヒトが薦めておられたから。

とくに、ムック本の『10年後あなたの本棚に残るビジネス書100』のなかで

神田昌典氏が

「まずこの本を読んでから他の経営戦略書を読むと、

 ああ、これはヤマト運輸のこの部分を理論化したものだな、とわかるはず。

 だからいろいろなビジネス書に手を出す前に、この本を読むべし。」

と、おしておられたから。

(すみません、smoothさんのところで、『10年後-』からおなじところを引用して紹介しておられますわ。

 こちらhttp://smoothfoxxx.livedoor.biz/archives/51551358.html 。)


   

読んでよかったーーー。


とくに、いいと思ったのは、短くわかりやすい標語のあれこれ。

「サービスが先、利益は後」

「車が先、荷物は後」

「安全第一、営業第二」

「ダントツ三ヵ年計画」


経営者の考えを追体験できて、

視点が上がるかんじがしました。


一箇所だけ、気になったところ、そのまま受け止められなかったところが。

女性の活用についての箇所。

優秀な人材を採用したいから、短時間労働を望むヒトを対象にした勤務形態をつくり

多くの女性を採用し、女子の比率を高めた、というものだが、、、

多分、男性が読んでもひっかからないのだろうと思うのですが

私はひっかかりました。

経営者の考え方、行動として、

当然すばらしいと、リクツではわかるんだけど。

 結局、女性はそう思われてるんだよなーーー

 将来経営の根幹を担う人材として、想定されていないのかなーーーー

と、リクツでは納得できても感情でひっかかる部分が。

もしかしたら、臨時雇用者を切ったが、正規雇用者は切らずに難局を乗り切ったところも

ひっかかるひとがいるかも。


って、ひっかかった部分ばっかりじゃあないんです!むしろそれはごく一部で。


役人に立ち向かっていくくだりなんて

ぞくぞくします。

新聞に広告をだしたそうだけど、

今度図書館にいって、チェックしたいくらいです。

どんな広告だされたんだろ。

世論はどう反応したんだろ。


買ったので、なんどでも読めそう。

ていうか、読む。


読んでよかったです。