読了です。


『この世でいちばん大事な「カネ」の話』西原理恵子(理論社YA新書)


この本にたどりついたきっかけは、

『勝間和代の日本を変えよう』で対談者として西原氏が出ておられて

久しぶりに西原氏の名前を思い出して(以前に『ぼくんち』の1巻は読んでます。)

そしたら本屋でこの本をみかけて

なんとなくひっかかって、です。

漢字にすべて振り仮名が打ってあって

子供も読みたい読ませたい大人の本か?と、ちょっと思ったのもひっかかった理由。


この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ) (よりみちパン!セ)/西原理恵子
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難しいことを

実体験をもとに、とてもわかりやすく書いている、

理解しやすく実践しやすい話であると思いました。

気持ちにひっかかって付箋を打った箇所は13箇所ですが

中でも、ワーキングプアの問題の解決の糸口になるのでは、という

グラミン銀行と救援は食より職、という話が

とくに難しいことを簡単に書いていて好きです。

また、職業の分類、、、高い賃金の職にはガマン料が入っているから

自分でおとしどころをみつけよう、というのは納得です。


わたしはすでに天職をみつけているので

一生それで食べていくつもりですが

お客様(ワタシに対する需要と収入)を増やすために

さらに自分に付加価値をつけていきたいのです。


「メシの種だと思うと、自然と勉強できるし、しかも楽しい」

これは自分がとった資格試験の勉強と資格取得後のスキルアップのための勉強について

実感したことです。

メシの種、、、人にたくさん頭を下げる仕事をしています。

「申し訳ありません」をはたして一日に何回言ってるだろう、、

「ありがとうございます」も、わけわからないくらい何回も言います。

メシの種です。頭下げることなんて、屁でもありません。

むしろ何回でも下げます。

大学を出ただけではわからなかった、

現場で身についたことです。


本の中で、喜んでもらえる仕事だといいよね、とも言われていますが

ありがとうと言ってもらえてお金までもらえるのは

やる気がでてきて続きやすいです。確かに。

それが天職だよ、と言われていますが

わたしもそう思います。

お金とお客様からの感謝が両方もらえるなんて

なんていい仕事なんだろう、と。

給料は少々安い、ので、

そこを改善すべく、出世を目指そうと思っておるのです。