ある晴れた午後のこと


キ: 夏にやられはじめたし、鉄分でも摂るか

キャンは買ってきた冷凍のほうれん草をお皿に入れ、あたためた。


チンッ♪(電子レンヂ


キ: っっあっつ🙄🥺😣😖😫😭


「やあ」(小声


キ:(無言で冷水で冷やし続ける」


キ: …😑

「やあ」

キ: …え?

「ぼくは水ぶくっま」

そう、この日から
私の右中指に、やつは現れた。





こうしてキャンディスンと水ぶくっまの
生活がはじまった。



つづく