ここ数日、日本の政治のニュースをよく見る。そこで自分が高校までに授業で学んだ政治のことを振り返ってみた。まず思ったのは、具体的な政策についてはほとんど学ばなかったと言うことだ。例えば、原子力発電、核保有、税金など人によって意見が違う事に関してはほとんど触れなかった記憶がある。学んだのは基本的な政治の仕組み(衆議院、参議院の違い、選挙制度、三権分立)などだ。しかし、学校で学んだことによって政治の議論やニュースを理解できるようになったかというとNOである。
政治の授業の本来の目的は政治の仕組みを理解し、国民として政治に興味を持ち参画するきかっけとなることではないのだろうか。衆議院の任期や議席だけを学び政治に興味を持つことなどないだろう。なぜ授業で具体的政策について学んだり自分の意見を言う時間がなかったのだろう。欲を言えば中学、高校の授業で政治について具体的に学びたかった。もちろん一人でインターネットを使って調べることもできるが、同じクラスの生徒の意見を聞いたり自分の意見を言う時間があってもよかったのになと思う。