私の 崇敬する亀戸天神社では、『鷽替神事(うそかえしんじ)』が1月24日と25日の2日に渡って催されました。
25日はご祭神、菅原道真公のご縁日であるので、私は事前に計画し、今日、1月25日に亀戸天神にお参りに行きました。
菅原道真公は、845年6月25日に京都菅原院で誕生され、903年2月25日に太宰府にて、誠心の人生を閉じられたそうです。
この鷽替神事は、文政3年(1820)、九州の太宰府天満宮にならって江戸でも始められたそうです。
鷽(うそ)は実在する可愛らしい小鳥で、山間部に生息します。
凶事を「嘘」にして、吉事に取り(鳥)替える、人々が知らず知らずについた「嘘」を「誠」に取り替えると伝えられています。
江戸時代の頃は、人々が自分が彫った手彫りの鷽を持ち寄り、「替えましょう、替えましょう」の掛け声とともにお互いの鷽を取り替えたそうです。
想像すると楽しくなってしまいますね。
現在は、前年度の鷽を神社に納め、新しい鷽を授与していただくならわしになっています。
当日の朝、本殿で祭典が執り行われた後、午前8事半の太鼓の合図とともに鷽の授与が始まります。
そして25日の夕方、天神様から「金鷽」の番号をいただくそうで、番号に当たった人には金鷽が授けられることになっています。
当たった人は、その一年は特に幸運であると言われています。
当選は、今年の場合、4月1日以降にメールや、電話で当選番号を教えていただけることになっています。
木彫りの鷽の1体1体に、上の写真のような由来書がつけられて、授与されます。
由来書のページの右下には、通し番号が判子で押されています。
初詣で参拝した折か、私は鷽替神事に関して、下の写真のようなリーフレットを亀戸天神さまより、いただきました。
上の写真は、鷽の木彫りが、原寸で載っています。
上の写真には、鷽替神事の説明文が記載されています。
上の写真には、鷽の写真と鷽替の由来が記載されています。
鷽の写真を見た時は、思わず「可愛い」と声がでました。
いかにも、『幸せを運んでくれる可愛らしい小鳥さん』というイメージですね。
鷽の字は、旧字体の學問の『學』と似ているので、学問の神様である天神さまとつながりが深いと考えられたそうです。
勉学に励む方にとって、お守りとして親しまれているそうです。
私も、小さな携帯用の鷽まで、授与していただきました。
鷽替神事限定の御朱印も、授与していただけました。
亀戸天神社の御朱印は、とても流麗で清々しさが漂っています。
私は御神籤を引かせていただきました。
御神籤を引く前には、天神さまに私と私のブログをお読みになった方へのお言葉を賜るようにお願いしました。
大吉をいただきました。
ありがとうございます。
私は大吉をいただくことには、あまり執着していないのです。
ご神仏さまは、お優しいので、私が苦難な時こそ、大吉を下さるものです。
また何の思い煩いもなく、無心の時も大吉をくださいます。
こうやって、大吉の御神籤を載せるのは、ご神事の時の大吉には、幸運の良いエネルギーがたくさん詰まっているからです。
皆さまに、ご神事の高波動と吉のエネルギーに触れていただきたいと願いました。
波動は共振するので、できるだけ、高波動の吉のエネルギーに触れた方が良いように思います。
(写真 亀戸天神社 社殿前の巨大な鷽)
私は午前中に一度娘と参拝し、しばらく滞在した後、一度境内を後にして、錦糸町に行きました。
錦糸町で息子と合流し、ご飯を食べた後、娘は帰り、その後、14時過ぎに息子と一緒に亀戸天神に再びお参りに行きました。
亀戸天神社からは、立ち去り難く、結局、息子に付き合ってもらい、16時半まで境内で過ごしました。
今日は、ご神事でしたので、上空ではたくさんの神獣がお慶びの舞を舞っておられました。
高波動の素晴らしいエネルギーを感じ、立ち去り難くなってしまったのです。
霊感がなくても、「今日の空はいつも違う、何と美しいのだ」と感じられたようです。
たくさんの方々が、上空の広い空と雲にiPhoneを向け、撮影しておられました。
また、弁天さまのこともありますし、まだまだ書きたいことはたくさんあります。
今日も、つづくとさせていただきます。
つづく