皆様、ご無沙汰しております~。
道を行けば花の香がふわりと鼻腔をくすぐり、
反射的に居場所を突き止めようと、キョロキョロしてしまう…そんな(どんなだっ)愉快な(!)新緑の眩しい季節がやってまいりました。
そして、5月の陽光に誘われるかのように、
TOKYO ARTS GALLERYの「Chiamata~舞山秀一 × 杉本有美」、
グッチ新宿「スプツニ子!Trancefloraーエイミの恋するシルク」展のギャラリーめぐりをぶらっとプチトリップ(by.ピエール瀧)してきたのでございます。
今回は第一弾として、写真展「Chiamata~舞山秀一 × 杉本有美」の様子をお届けします。


直接足を運ぶきっかけとなったのは
ある御仁のお勧めでしたが、
同時に「いま純粋に、シンプルに、キレイなものが見てみたいんじゃ~!」という私の気持ちがMAXになっていたことも理由のひとつでありました。

渋谷駅から歩くこと、約十数分。
乱立するレストランやビル郡に囲まれて、
遠慮がちにそのギャラリーはありました。
扉を開くと、こぢんまりと居心地の良いスペースが広がり、
最新写真集『キアマータ』からの選りすぐり&未発表作品が整然と陳列されています
(中にはポラ風のショットを集めたキュートな一角も)。

…んだども、女優さんの、しかも一糸まとわぬ大胆ショットもあるという今回の写真展。
男性ばかりがドヤッと押し寄せ、アウェー感満載だったらどーするだ?身の置き場はどーするだ? と行く前から戦々恐々(!)、
私とて多少の危惧がなかったワケではありません。
しかしそんなモノは全くの杞憂に終わり、作品を観た瞬間から、秒速で私は『キアマータ』の世界に魅了されていったのでした…ムハーッ(鼻息)。


実はここだけの話、私は有美さんの数年前の写真集を1冊だけ(※)持っています。
雄大なセドナを舞台に、無邪気な笑顔を見せ、時に涙する彼女。
そんな自然美が融合(競演ではなく)するさまに心動かされたのですが、
今回はそんな記憶もかる~く上回るコトに…ムッハー!(しつこい)


舞台はイタリア、ローマ。
鮮やかな色彩の中、様々な表情を見せる彼女。
作品から強く感じるのは、相反的な要素がありのままに同居している不思議です。
色っぽいのにあふるる清潔感、大胆なポージングから引き出される楚々とした曲線、少女のようで大人の意思を孕む横顔…
そもそも女性はこんな要素を本質的に持ち合わせているのかもしれません。
しかし、それを自身の魅力として体現し、たおやかに昇華させている作品を目の当たりにして、私は感動を新たにしたのであります。


ところで会場にはフォトグラファーの舞山秀一氏、有美さんご両人が在廊しており、
ふっと横を通り過ぎていったりするので
またもやムハーッ!となった私ですが、リアルな彼女も素晴らしかった。
柔らかな空気感のなかに、ギュッと圧縮された何かが内包されていて
ええと、これが "美オーラ" っちゅ~モノなのでしょうか(誰に言ってるのか?)。
そしてその可憐さに
「私ホントは天使なんだけど、ちょっとだけ舞い降りてきちゃいました♡(ウフッ)」
と、いくぶん妄想(暴走)気味のセリフが脳内再生されたコトはヒミツです…


そんなこんなのボー然自失状態で、握手ひとつできなかった!という事実にも愕然としつつ、
美とは正義であり、なんとも無敵であることよのぅ…と感じ入りながら
メーデーのデモにわく明治通りを横目に
渋谷を後にした私なのでした…ニャンともはや~。


※5月10日現在、2冊になりました。


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写真集『キアマータ』から。
革ジャン×ざっくりローゲージの赤マフラーも可愛い!


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東京大神宮のおひざ元に、まるで鎮守さまのように老犬ユキちゃんは住んでいます。
どこかの商店の犬らしいのですが、とても人懐っこく、いつも道に横たわっては誰かにもみくちゃに撫でられています。
これはそんなユキちゃんとの何気ないふれあいのひとコマです。





【ユキちゃんとの関係】


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すれ違うだけじゃない、つかの間のささやかな交流は今日も続く…





◆男性不在の“真実の愛”。
それでいいのか、ディズニー!◆


『マレフィセント』2014年公開作品

ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
ロバート・ストロンバーグ監督





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CGの付けっ鼻と激し過ぎる
シェーディングの頬骨に釘づけ!
美しきヴィラン、 アンジェリーナ・ジョリー。









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お供のディアヴァルは、マレフィセントの
良きツッコミ役としても参加(なのかっ?)。







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マレフィセントとステファンのデートシーン。
妖精とは思えない邪悪なツノと爪で、
ステファンを襲っているようにしか見えないシルエットに…