仕組み。 | 夢浮-mw-のL'architecture.

仕組み。

駆使して奇しくも四苦八苦。どーも、夢虫です。

前回、ソルフェジオ周波数から歌詞観の話をつらつらとTrain of thoughtしてみましたが、皆さんサピアウォーフの仮説ってご存知でしょうか。
ニュースピークなんかが比較的有名かな。
あと虹の色は何色か、とか。

日本は7色、アメリカは6色、2〜3とか、逆に多い場合も。
…さて、この違いは何でしょうか。

例えば、藍色。地域や人に依ってそんな色は存在しない。故に認識もしていない。
…と云う訳なんだそうです。
それ青じゃね?て感覚ですかね。

例えば、肩凝りはアジア圏にしか無いんだそうで、欧米には肩凝りて概念が無いところに説明して理解、認識されるとその人々は肩凝りを発症してしまう…っつー何ともオカルトじみたお話^^;
アニメ・虐殺器官でもサピアウォーフ関連の話題が出て来てましたね。

そいや自分も職業病か慢性的な肩凝りと頭痛がひどくてくまってます。
7日てっぺんから8日昼過ぎまでスタジオ難民?監禁?でバッキバキだったんですが、徐に丸兄が肘で肩グリグリしてきまして、自分じゃ出来ないとこを攻められた挙句、整体では体験した事の無い痛みを味わい…でも、めっちゃ肩軽くなりましたとさ。
その後気持ちよくなって電車思いっ切り寝過ごしたのはここだけの秘密。
…何の話じゃ。

言葉に限らず、音でも活動姿勢でもなるべく意識に働き掛けるモノを推し進めていたいってのはもしかしたら初めてする話かも知れませんね。
書かなくても大体の人は解ってるかも知れませんが 笑
アフタータッチやフィルター効果なんかで有機的な音になるから昔からシンセすきだったりもしまうま。
この音を使いたくてこんな曲が出来た…なんて事、シンセ弾きなら誰しも経験してる筈、、笑

ヒーリングミュージックやα波云々みたいなのは音楽より音色自体を聴かせてるモノも多いし、自然音、環境音を聴かせる音源てのも在る訳で、そこだけに留まらずちゃんと音楽として成り立って鳴っているモノが理想的だなとか。
歌詞だけ、メロだけじゃなく、双方が噛み合う事で優れたフレーズが生まれるし、和音とリズムが有機的に絡まって優れた進行や伴奏に鳴ると思う次第です。
そこに音色の要素ももっと入ってきていいんじゃまいか、と。

でもアレもコレも全部を追求したり詰め込んだりするのは中々難しい。
ちょっと前だと、ポプテピOPのPOP TEAM EPICに衝撃を受けました。
KISS OF DEATHにも幾許かのEDM要素は感じられましたが、もっと踏み込んでいてサウンドデザインが作編曲の核の1つとして、歌詞ともメロともコードともリズムとも活かし合って共存しているとは、何と云う名曲。

なまじ半端楽器毎の特性や奏法、思考に縛られてるとこうはいかないと思うんです。
その事に自覚的で、自身を余りギタリストだと考えていない自分は、もしかしたら幾分発想に縛りが少ないのかも知れません。
おかげで技巧は10代から極端に上達はしていないような 笑
取り敢えず出来ない弾けないモノは無いように修行しましたが、それも結局作編やスタジオワークの為でしたし^^;

音楽に限らず、創作物にはそうした側面や要素は散在していると思います。
もしかしたら話題性や視覚効果なんかが入り口になる場合も少なくないかも知れない。
そう考えると、鈴木Pがミヤさんが新作の制作中か完成間近かどこかのタイミングで亡くなると予算を引っ張ってこれるとか大ヒットだとか笑いながら冗談で云うのもそうなのかなと思うし、実際パクさんが月に召されて、次のロードショーは火垂るの墓になったりかぐや姫の物語がよく目につく様になったりってのは何だか言語化しにくい不思議な気持ちにもなります。
追悼やリスペクトは勿論、そこには歪で複雑な社会の仕組みや都合なんかが在ったりするのかなとか、恐らく我々はほぼ例外無く何らかの素材でパーツで歯車だったりするのかなとも思ったり。

でもその枠組みの中で(場合に依っては枠組みを壊して)せめて自分にしか無い色を出そうと踠いたり、一度の人生と足掻いたり、何らかの意味や真理を見出したりするのかなとか。

時に、自分だけの色ってどんなんだ?となると難し。

藍は青より出でて藍より青し。
愛は相寄り出でて哀より愛し。

音に形は無いし、愛にも形や色は無いけど確かに存在はしている(と思いたい)気もしつつ。
未だアオハr…青春(もしくは中二病)から抜け出せていないからか、不確かなモノを追いかけてしまうま。
妄想や認識はもたらし、想像と創造はいとをかし。

…なんて、そんな戯言をつらつらと。