ちょっと長くなりそうなので、前・後編さに分けてみました。
お時間のある方はどうぞお付き合い下さい。
仲良くしてもらってる食べ歩きのグループは、
20歳の男の子のお母さん、結婚2年目8歳上の姉さん、
私と同い年のジョシ、で成り立ってる。
私と姉さんは3人姉妹の末っ子、同い年ジョシは一人っ子。
全員甘やかされて育ったワガママ集団(笑)
だけど、一人っ子と末っ子では状況が違うのよね。
あまり家のことを話さない同い年ジョシ。
昨夜は飲むペースが異常で、鬼気迫るものがあった。
そして珍しく家庭のことを話し出し、その不安を口にした。
彼女のご両親は共に一人っ子で親戚縁もあまりないそうだ。
将来的に、両親を支えるのは自分しかいないと自覚し始め、
派遣で働く自分に両親の老後を支えられるのだろうか、
と、不安になったそうだ。
脱線するけど、ちょっとだけ私の話。
私の実家は農家を生業としてて、私はそれを継ぎたいな、と、
園芸の専門学校に進んだ。
が、卒業間近に
「家は長子が継ぐもの!」
「お前は出て行く人間だ!」
と、じいさまは私と2番目の姉に言い放った。
家に残りたかった私は強制退場を言い渡され、
やりたいこと満載だった姉は、自宅に戻る覚悟を決めた。
数年後、姉は長年付き合った彼氏さんを婿にもらい、
跡取りとなった。
このとき、私と2番目の姉は、1番上の姉とある約束をした。
「家族間の協力はするが、土地家屋・財産管理は放棄する」
と。
財産を放棄する代わりに、家の事は全て任すということ。
そのおかげで、自由奔放な私が誕生したわけだ。
で、話を戻すと・・・
背負ってるものが全然違うな、ってね、思った。
もっと広い視野で見れば、大変な人はたくさんいるだろうけど、
彼女が口にする不安を、"理解"はしても"共感"は出来なかった。
私が、「わかるよ」「大変だよね」って言っても、白々しいだけでしょ?
彼女はずっとギリギリのところで、ひとりで、耐えてたんだもんな。
誰にも相談できずに、ただただ、どうにかしようとしてたってことが、
もうすでに、私にはないことなんだ。
気付けなかったことを悔しくも思ったけど、
相談できる相手じゃなかったんだってことが、
もっともっと悔しかったし、寂しかった・・・。
→後編に続きます。