FXで最初の方はトレードを積極的に行うことができても、

あまりに負けが込んだり、精神的にプレッシャーがかかってくると、

エントリー自体が「いつの間にか」出来なくなってしまう事がありますね

 

これは正しく、「エントリー恐怖症(=タジタジ病)」

そのもので、これがこびり付いてしまうとトレード自体が破綻するし、多くのトレーダーが経験しています

 

これには原因があり、それを少しずつ解決していくことで、

エントリーに対する恐怖は消えます

 

第1段階:エントリーしても「全く」勝てない

これはエントリーする以前の問題で、

そもそも自分なりの「チャンスパターン」がなければ、

どれだけ検証しても無意味です。

 

故にすべき事は、

「自分だけの使えるチャートパターンを研究・分析して見つけること」

そして数多く練習することです。

 

それが第二段階へ繋がります。

 

第2段階:優位性があるチャートパターン(形や動き)を自分で探す

1個でも見つけて極めることが出来れば

「スペシャリスト」として稼いでいくことが可能なので、

チャートをひたすら見て書き込みを繰り返し、

共通して出てくる「形や動きのパターン」に着目します

 

何回も似たような形で出てくる場合、

その後の動き方によっては「優位性」があるチャートパターンが存在します。

 

それを見つけ、詳細にピックアップする事が出来れば、

そのチャートパターンには優位性(期待値)がある可能性が高いです。

 

そこまで到達したのであれば、

 

第3段階:見つけて精査したチャートパターンをガンガン練習する

それがどのようなエントリーで使えるか、利食いの仕方や損切り位置の設定など、自分なりに試行錯誤を進めていく流れとなります。

 

この段階では、どのような勉強方法を取るにしても、

トレードが終わった後の「反省」は絶対にしなければいけません

 

つまり、自分のトレードが「良い・悪い」に関わらず、詳細に分析した上で

1. 良かった場合は「何が」良かったか

2. ダメな場合は「何が」ダメだったか、原因を追及した上で「修正・改善案」を可視化(言語化)する

上記を必ず行います

 

そうしないと、どれだけ練習したとしても、

何も変化がない状態で、トレード回数だけ増えていく状態となりかねません。

 

なので、必ず反省を「毎回・当日」に行った上で、

毎回のトレードを通じて磨いていく姿勢を忘れないようにしましょう。

 

第4段階:検証(=練習)を行い、統計的に期待値がある事を証明する

これは先ほどの第3段階で、「徹底して練習」を繰り返している場合は、

それが自然と検証になり、最終的に期待値が出るのを「目視」出来るハズなので、そのまま第5段階へ進んでもいいと思います。

 

第5段階:自分の心の器(お金の器)に見合った数量でリアルトレードを始める

ここまで到達すれば、あとは無理せず自分の扱える数量で

「淡々と」トレードを行っていくだけとなります。

 

既に練習・検証を通じて

・良いトレードの成功体験

・ダメトレードの失敗体験

 

これを膨大な量こなしているハズなので、

『トレードは1回1回じゃなく「トータルで」利益を出せば良い』

この思考を持ちつつ、日々の研磨としてトレーニングに励めばいいだけです

 

気付けば、エントリーに対する恐怖という「イメージ」すら消えているハズ

 

地道な努力の積み上げは大変ですが、後で得られる恩恵は「莫大」です。

 

トレードが【技術】である以上、ほぼ全ての勝ち組トレーダーは同じ道を歩むので、素直になってさっさとその通りにやった方が早く稼げるようになります