毎日 布団に入ると
「明日の朝  目が覚めるだろうか?」と
思いながら 眠りにつく。

ほとんどの人は  心臓の拍動は
当たり前のことで  気にする事は 無いだろう。

でも  何度も 心臓が止まりかけた者に
とっては 自分の心臓が
規則正しく脈打っているか 常に 気にかかる。

心臓が止まりかけると 
体に埋め込んであるAEDが発砲する
銃で  背中から射抜かれた衝撃が 走る。

この機械のおかげで  4度救われた。
ただ  この発砲は  恐怖でしかない。

俺が 生きている意味って何なんだろう?

世の中のために 何もしていない。
愛情希薄でばらばらになってしまった家族。
存在しなくても  悲しむ者は いない。

朝 起きて思うのは
「ああ まだ 生きていた。」