主要予備校に関して、大原さん以外について解答速報と推定点が出そろい
ました。

 

今年は、宅建業法での個数問題が8→5問に減り、
権利関係での難易度も昨年まで難化傾向からやや一変した感じとなりました。


法令上の制限と5点免除問題も昨年と同程度の難易度でした。

宅建士試験として2回目の年として、初年同様の状況が続くのか、
更に難化も予想も考えられましたが、宅建主任者試験時同様の流れに感じました。


最終的に合格率がどの程度になるのかにもよりますが、
今後とも宅建士試験においても、合格基準点が上限で36点までいく可能性を秘めました。

さて、久しぶりに疑義問題があり、主要予備校では日建さんだけが
複数肢正解の可能性を示しています。

 

日建 問28 4(1の可能性もあり)
   問29 3(1の可能性もあり)

 

この点に関して、今後注意深く経緯をみていく必要があります。
例年のように時間の流れとともに終息するのか?
それとも、11月30日の発表で複数正解になる可能性はあるのか?を・・・

現時点での推定点です。

 

●平成28年主要先推定点一覧
(平成28年10月16日21時00分現在)

◎TAC  35±1
◎日建学院 34点±1 
◎大原   未発表
◎LEC  35±1

 

大原さんについては、平成26年も宅建試験日当日に未発表の時が
ありましたので、珍しいことではありません。

 

3校をまとめると33点~36点。

33点が1社で範囲内、
34点が3社で範囲内、
35点が3社で範囲内、
36点が2社で範囲内です。

 

今年のような得点の合格推定点の状況をみたのは、平成24年以来です。
そのため、久しぶりに34や35の数値が並ぶのをみたことになります。

いずれにしても、まずは受験者の正答率がどうなったかが鍵になりますので、
もう少し、正答率の発表をみる必要があります。

皆さんの自己採点の結果も気にかかるところです。


毎年のことですが、推定点発表は始まったばかりです。

宅建受験生の中には、自己採点結果によって辛い夜になる方もいると思いますが、
今後の動向に注意していきましょう。

また例年、試験直後はネットに書かれるコメントは高めのイメージになります。
そういうコメントをみていると、ボーダーラインの方には不安な気持ちも更に高まりが、
ぐっとこらえて、可能性を今は信じてみましょう。

 

※続きは、宅建試験!初心者のための一発合格サイトへ。