昨日はメンズエッグのモデルをされている方とファッションについて対談しまし
た。

原宿と渋谷

距離で言えば近いけど全く違う文化を持った二つの街。

自由な発想で自由にみなが服を着こなす街、原宿。

流行に敏感で流行の服にみなが身を包む街、渋谷。

変人の街原宿

ギャル、ギャル男の街渋谷

どちらの街も休日になれば人ゴミで溢れるほどの日本のトレンドセッターである


そんなトレンドセッターにある原宿人と渋谷人(以降このように示す)とが交わ
す対談の中で両者のファッションに対する姿勢の違いが面白いほど顕著に現れた
のでそのいくつかを紹介したい。

まず一つ大きな違いがお洒落をする理由である。
原宿人がお洒落をする理由の多くは自己表現や自己満足である。(これは自信の
ゼミでの研究調査のもとででた答えなのでほぼ間違いない。)

それに対して渋谷人がお洒落をする理由は単純に女性にモテたいからだという。
この両者のお洒落をする理由こそが原宿と渋谷のファッションに大きく影響して
いると私は思う。

例えば雑誌やメディアの影響力である。
原宿人って雑誌のコーディネートをそのまま取り入れたりしないですよね?
あくまでも参考。
それをもとに自分なりにコーディネートするのが原宿人。

一方、渋谷人は雑誌にでてるカリスマモデルのスタイルをそのまんま真似する傾
向があるようです。
モテたいという根本があるので女子に人気のモデルに近いファッションをする事
が何より格好いいファッションと言うものに直結するのかも知れません。

これは原宿の古着人気と渋谷のオリジナルブランド人気を決定づける要因である
と考えられます。

それともう一つ。
原宿人と渋谷人の着るハイブランドの服である。(メンズ)
原宿人のハイエンドって何かって考えた時、これまでの流行を考えた時に出てくるのがディオールオムであったりギャルソン、アンダーカバー、リックオウエンス、アンドゥムルメステール、ガリアーノ。どれもパリコレブランドなんですよね。

渋谷人に聞いてみるとドルガバ、ディスクエアード、ロエン、クロムハーツらしい。
ロエン、クロムハーツは東京ブランドだけどドルガバ、ディースクはミラノコレクションブランドなんですよね。
そう考えるとパリ。ミラノ。
二大コレクションと呼ばれる程のトレンド発信地の二都市ですが、原宿と渋谷がこの二都市の発信に対してそれぞれに影響を受けているのってなんか面白いですよね。


そう言えば、ご存知ですか?
最近渋谷人の間で原宿系のファッションが注目されている事を。

若益つばさが古着をギャルに流行らしたことは有名な話ですが、ギャル男も今原宿ファッションに興味を持っているらしい。
ちなみに今回対談したメンズエッグモデルさんもTUNEを読むほどの原宿通。

着ている服も古着やレーディースアイテムを取り入れてました。

僕も原宿人って程原宿っぽくないけど渋谷人に原宿ファッションに興味を持って
いただけるのは嬉しい事ですね。

今後の渋谷と原宿のファッションがどうなっていくか楽しみですね。

$ICCHO STYLE BLOG
両端がメンズエッグモデルのしんいち君、なおき君
真ん中がアチコチ代表タム

この絵最高ですよね。

ってことで今回はICCHO STYLEはお休みです。

次回は原宿らしい奇抜で面白いコーディネートを提案したいと思います。

お楽しみに!!