……気が重いです

学祭が終わった数日後、家族で食事に行きました。
楽しく食事をし、家に帰りいよいよ告白です。

と、多分こんな感じの事を明るく二人に話しました。
娘2は薄々病気だと感じていたせいなのか、無言でうつむいていました。
娘1は明るく
「でもきっと大丈夫だよ。いっちは(名前で呼ばれています)家族で一番元気なんだから。ご飯を一杯食べて一杯寝てればきっと…」
娘1は言い終わらないうちに泣き出してしまいました。
「…… 死なないで


と……
娘2もポロポロと泣いています。
私も思わす涙が出てしまいました。
二人ともきっと不安で不安で堪らないんだろう。
本当に申し訳ない。
心配を掛けないように明るく元気に
「大丈夫。すぐ元気になるから」
それくらいしか言えませんでした。
本当にごめんなさい。
その後、帽子を被りだした私を不思議に思わなかったのか聞いたところ
娘2「病気だと思って心配してた。けど…いっちが言わないからどうしようもなかった」
娘1「いっちがま~た変な事に凝ったんだと思ってた。そんなに帽子が好きなら今度プレゼントしようかと思ってた」
同じ姉妹でも性格は全然違うんですね。