インドからナマステ～
今日は乾燥に最適なゴアの名物の皮膚や髪に優しい食べられるバター「コカムバター」のご紹介です
コカムバターはコカムと呼ばれる果実の種から出る油分を固めたものです。
学名ガルシニアインディカ（GARCINIA INDICA)はコカムとして一般に知られていてマンゴスチン科（クルミ科）の植物で料理、製薬、工業用途の果実を持つ樹木です。
森林、医薬品、軽商品の製造に使用されます。
コカムの実はアーユルヴェーダでは古来より胃潰瘍の治療に使われてきました。
2002年に発表された研究結果によるとコカムの実の成分であるガルシノールが胃の酸性状態を穏和する働きがあることが分かったそうです。
又コカムの実の外皮は下痢や赤痢の治療に古くから使われてきました。
コカムの実は砂糖を入れて保存して飲料として真っ赤な飲み物として良く飲まれています。
又太陽の下で乾燥させて酸味剤としてカレーやソースなどに使います。
ゴア地方独特の乾燥コカムは赤黒い色をしています。
タマリンドの代用として使用されます。
家庭でも胃や風邪を治すための治療薬としても食されます。
こんなコカムの種子からできたバターはこんな形で売られています。
このバターは室温では固体ですが皮膚と接触するとすぐに溶けます。
食することも出来、肌や髪の毛、唇、爪にも最高の油分なのです。
疲れた皮膚細胞を再生するのに役立ち皮膚の弾力性と柔軟性をサポートします。
手作りのローション、リップバーム、クリーム、ボディーバター、石鹸、バーム、口紅、シャンプーなどに加えるのにも最適な材料で化粧品などの原料にもなっております。
細胞の酸素供給を助ける必須脂肪酸が豊富で栄養素を皮膚組織がより容易に吸収できるようにします。
毛穴を詰まらせないので美容面でも優れています。
皮膚を潤わせ乾燥から遠ざけます。
敏感肌や肌の病気の方にも最適です。
ピロリ菌をも減少させてくれるそうです。
組織を収縮させ毛穴を締め付け足のひび割れや感想を治療するのに役立ちます。
唇のかゆみ、乾燥を防ぐリップクリームとして活躍します。
髪にも素晴らしい効果があり、抜け毛の軽減、ふけを軽減し、髪の乾燥を守り、髪を柔らかくし、天然ヘアーコンディショナー効果があります。
髪を洗う前に髪と頭皮をコカムでマッサージすると良いですね。
コカムの主な効能
★保湿
★抗酸化特性
★抗菌作用
★皮膚細胞を再生
★ふけの治療
★ニキビの治療
★髪の乾燥
★肌の健康促進
★育毛促進
★しわを防ぐ
ゴアのコカムはすべて手作りです。
手で1つずつず愛情を込めて作られています。
昔ながらのコカムバターは使い方も多様で効能も多様でさすが先人の知恵ですね
（使い方）
夏場はそのまま手で握ると少し解けるのでそのままお肌に髪の毛にお使いになれます。
冬場はろうそくやライターの火で少しあぶって溶けてからお肌や髪の毛に塗ると塗りやすいです。
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