書くのに躊躇しましたが。

一回目の妊娠。
そして6回の妊娠と5回の出産のこと。

初の妊娠、すごく嬉しかった。
母から「優しくない」と言われ育ったので、母性なんかないと思っていた私は、妊娠したことに驚いて、そしてすごく嬉しかった。29歳にして、優しくないと妊娠しないと思い込んでるあたりが、今思うと母親の洗脳はおそろしい…。

でも相手との結婚が嫌で嫌で…
勤務先のクリニックで堕胎しようとしていた。その時は産む方向で結婚か、別れて堕胎か2択しかなく、ちらっと浮かんだ1人で産み育てる選択は、排除した。
後になり、その選択をしなかったこと、すごくすごく後悔した。
堕胎をすることは出来ずに、結婚を選択した。好きでなかった。出会って半年、嫌な面しか見えてなかった。
相手方に結婚という形を取ることで、まるくおさめようとした自覚大ありだった。
☆どんだけ自己犠牲☆
申し訳ないので、「好きじゃないけど結婚します。嫌だけど結婚します」と相手に伝えた。「結婚なんてそんなもんだよ」と夫が放った言葉、今でもはっきり覚えています。

そんな流れで結婚したこと、別れたいと思いながら生活してきたこと、長男が全部受け取っていたのかもしれません。
優しい子だと思ってはいましたが、産まれてきたこと申し訳ないとどっかで思わせて私に気を使わせてしまっていたのでは…❓❗️と。

性格もあるのでしょうけど、ご飯に文句を言ったり、イライラで私をクソババアと言ったり…次男はバシバシ言ってきますが、「僕はおかあさんにそんなこと言えない」と話していました。
入院生活で、看護師さんには相当暴言を、吐いていたみたい。だけど、私には一切なし。受け止める器がないと思われてたんだなと、感じてはいました。

今日、「はっ」としたんです、
ジェムリンガ・メンテナンスで、ガンダラーニさんに話をしていて…

私は5人の子がいることを「すごいね」と言われても、受容出来ずにいました。今でもそんなにすごいことなのか❓❗️と。
妊娠出産を軽視している面があるのかもしれません。

長男が奇跡の連続で、私を選んで私の元へやってきてくれたこと。
すごいこと。
こどもの中で1番に私のところへ来てくれたことへの喜びを今日思い出しました。
妊娠がただ嬉しかったこと。
お腹をすりすりしたこと。
父と母への思いを蘇らせてくれたこと。
早く会いたくて毎日名前を呼びかけていたこと。ソフトクリームの要求が多く、2人で味わったこと。早い時期にちんちんが見えて、がっかりして仕事帰りに定食屋でビールを飲むのを一緒に味わったこと。
ラガーが良いって訴えたこと。

そんな、楽しい時期をすっかり忘れていた。

相手が夫で、夫との結婚を後悔してきたことに罪悪感を持ってきたこと。そのことで今も自分を苦しめていること。
長男にもその思いを背負わせてしまっていたこと。

次男が3歳くらいに長男とのやりとりで、
私と夫が結婚しなければ僕らは産まれなかった…に対し、「ぼくは、おかあさんがだれとけっこんしてもおかあさんのこどもにうまれてきたよ」
と言ってたんです。

本当にそうなのかもしれません。
いつ別れてもいいと思えましたから。

今日は、夫とは不仲だけど、それはそれで良いとして生きていきますよー!という覚悟OKを確認できました。


長男が筆頭を切り、4人の子子たちが私を選んで、私に会いたくて、来てくれたことにほんとにほんとにありがとう…。

気づくこと出来たから、今日は5人の子子たちの妊娠出産のことゆっくり感じたいと思います。