ICCその後 | ICC Forever!

ICCその後

ナムジュン・パイクの死去もあって、ここのところ入手したICC関連の情報をまとめておこうと思う。

■ICCは継続される
 やはり年末でいったん休館となったが、継続になったらしい。坂本龍一なども直談判しに行ったという話しも聞きますが、やはり皆さんの想いが通じた、ということみたいです。
 休館についても、上層部の意思決定についても、全くWeb上には出てこないので、実際に初台に行くか、内部に近しい人に聞くしかない状況ではあります。

■3月再オープン
 規模は小さくなるという話(未確認)。
 土地代から考えると、それは致し方ないかもしれません。
 すでに年末の閉館時にも下のホールエリアはふさがれていましたし。

■おそらく再オープンは3月3-4日か
 こういうイベントがあります
「モバイル社会シンポジウム」http://www.ntticc.or.jp/Schedule/2005/mobilesymposium/index_j.html

■「モバイル社会研究所」
https://www.moba-ken.jp/symposium/
なんだかよくわかりませんが、NTTではなくドコモがらみの研究所「モバイル社会研究所」がタイアップイベントを開催するようです。
http://www.moba-ken.jp/
 運営資金を出すのか、単なるシンポジウムの会場利用なのかわかりませんが、NTTとしてはアートよりもより社会学にシフトしていくということでしょうか?はっきりした意思を問いたい気もします。ちなみにモバ研の場所は東京都千代田区永田町山王パークタワーにあるそうです。

所長は石井威望東大名誉教授。
ヒルズ大学の所長ですな
http://www.academyhills.com/profile/hl/ishii_t.html
柳沢治通氏はNTTドコモR&Dの総務の人ですね。
また理事に香山リカとかいる辺りでどうかと。
http://www.moba-ken.jp/guide/guide02.html

どうやらアートがわかる組織かどうかは微妙です。
少なくとも通信技術というテクノロジーからは近くなったけど、表現するためのテクノロジーからは若干遠くなったような気もしないでもないですね。

まあ、落胆視しないで敬意を見守りたいです。