向井君がご出演の映画なら何でも見に行くわけではない。

敢えて見に行かなかったのは、「ハナミズキ」「パラダイス★キス」。

見に行かなくて正解だった。(笑)


向井理×パリ×坂本龍一の音楽×岩井俊二プロヂュースってことで、映画館に見に行くことに決めていた「新しい靴を買わなくちゃ」。もちろん、映画としてではなく、向井理のプロモーションビデオとして。

うちの母もなぜか「あれは、見に行くから!」と気合満々。パリ好きってこともあるらしいが、映画の宣伝番組などを見て向井君の完璧な美しさに心打たれたからだそうだ。(笑)


私の向井君好きを熟知しているNちゃんは、頼んでもいなかったのに公開してすぐ見に行って「nanakoさん、絶対に見に行ってくださいよ!たぶん勘違いすると思うから」と、悪い微笑みを浮かべた。

一体何を勘違いするのか、興味津々だったので、無理矢理定時で退社した。


人気脚本家・北川悦吏子監督作、オールパリロケで綴る痛くて切ない、3日間のラブストーリー『新しい靴を買わなくちゃ』。年下男子との恋、パリの生活など、キラキラした恋物語の中にも痛みを伴うアラフォーの恋愛を描いた作品


ってことだそうですが、北川サンが監督って・・・脚本にしても、ちょっと前のツイッターをテーマ?にした「恋愛ドラマ」を見たが、???って感じだった。もちろん、ガッツリ見たわけでもないのだけれど、視聴率も世間の評判もよくなかったらしく、それについて北川サンが「恋愛ドラマでは視聴率が取れない時代」だと、おっしゃっていたのにびっくりしたのを覚えているので、全く期待していなかった。


現場でどんどん変わったという脚本もきっと、向井君を演出という名目で好きなように動かしているときの北川悦吏子妄想劇場炸裂の賜物(←え゛~~)だろうと思っていた。


ということで、北川サン関連の部分は想定内だったので、ことさら映画として云々言うレベルでもなく「予想通りでした」としか言いようがない。(笑)

そして、期待したとおりパリでのプチ生活を楽しむ気分は十分味わえたし、向井君のが自分の英語力を「日常会話程度なので」と言ってたのにも納得。すごくナチュラルに道具として英語を使っているのが確認できてうれしかった。

中山美穂演じるアオイさんのお部屋の自然なインテリアとか、お料理風景とか楽しめたし、向井君がコーヒーを淹れているシーンは、ちょっと今更なセリフが多くて残念だったけど、私の毎朝のコーヒータイムのときとおんなじ様な感じでちょっとうれしかった。


ところどころ、向井君の動きとセリフでキュンとしたりして乙女気分も味わったり。(←オイオイ)

ってことで、私も部分的にはまんまと北川悦吏子妄想劇場に入り込んでしまった。(笑)

もちろん、映画としてどうのこうの言い出したらお話にはならないと思うけど、期待していなかったのと、向井君がかっこよかったこともあってレディースデー1000円ならおおむね満足だ。

言うまでもないが、向井君だったから満足できたのであって、あれがほかの男優だったら無理!


因みに、映画館を出てから聞こえてきた女子たちの感想。

その1

「あ~ん、またパリに行きたくなったね~」「うん!行きた~い」

その2

「なんか・・・さぁ、ガッツリっていうのはないよね」

「うん、はっきりしないっていうか・・・オトナって感じだよね」

「うん、なんかオトナって感じ」←見ると確かに20歳そこそこな感じの二人組みだった。


観客は、さすが向井理。おばあちゃんペアからシルバーカップル、20~40代働き女子風、女子学生風と、幅広くほとんど女性。


で、Nちゃんが言っていた「勘違い」がなんなのかさっぱり分からなかったんだけど、近々会うからしっかり聞いてかなくちゃ。