ミーティングが長引いて最悪のタイミングでランチをとることになった。
どこに行っても満席で、きっとランチ難民となり彷徨うに違いない。
そんな時は、表参道駅のエチカにあるスープストックTOKYOへ。
やはり適度に空きがあった♪
いつもオーダーするカレーとスープ、ドリンクのセット 1100円
ドリンクは選べるので、ホットカフェラテを。
カレーは日によって2種類あったりするが今回はチキンカレーのみ。トマト味でおいしい。
スープはシーズンで色々と入れ替わる8種類くらいから選べるのだが、初めて見た「オキーフのマッシュルームスープ」を思わずチョイス。
オキーフと言えば、アメリカの女性画家ジョージア・オキーフを連想したのだが、なぜ故マッシュルームスープ???という好奇心と、もともとマッシュルームスープが大好きなのとでこれに決めた。
高校生のときに初めてオキーフを知り、すごく不思議な絵だと思った。
ぼんやりした記憶だが、砂漠に動物の頭蓋骨がゴロンとあったり、もはやその形や名前がすぐには分からないほどアップになった花たち。ある意味私の食べ物の写真 と同じだ。(←そんなわけはない)
↓こんなかんじ
で、なぜそのオキーフのスープなのかと思ったら国立新美術館で開催中の「モダン・アート、アメリカン」とのコラボメニューらしい。
「女流画家、ジョージア・オキーフが数多く残したレシピをもとに、フリーキュレイター/ 芸術家の食研究家の林綾野さんと共にオリジナルのマッシュルームのスープを作りました。 香り高いマッシュルームをたっぷりと使い、ミルクでなめらかに仕上げたこくのあるポタージュです。
やさしい甘さのさつま芋のペーストで、マッシュルームの風味が引き立ちます。オキーフの料理は素材の良さをそのまま活かしたものが多く、晩年荒野に暮らしたオキーフの暮らしぶりを想像することができるシンプルで力強く、粗野なスープに仕上がっています。」HP より
お味はとっても良かった。きのこの香りをいただいているような、いつまでもいつまでも口に運んでいたくなるようなお味だった。サツマイモのペーストが入っているとのことだが、その味は全く表に出てきていない。でもよく考えるとマッシュルームだけではあの自然なとろみは出ないから、きっとその辺りがサツマイモなんだろうな。
ところで、ゴッホの玉葱のスープというのもあったのだが、なんだか美味しそうに思えなかったので(笑)パス。