NHKさまの大河ドラマには全く興味がないが、向井理が出ているのでやはり放送当日に観たくなるnanakoである。(「龍馬伝」を完全視聴して全部感想を書いたのは大友さん=ハゲタカの父、応援愛故である)
先週の第22回は視聴率が18.3%だったらしいが、それが向井くん初登場効果なのか効果なしだったのか謎(笑)
リアルタイムよりも若干遅れて録画視聴。視聴率に貢献しないのがせめてもの抵抗。(笑)
視聴しながらタラタラと感想を書いていたのだが、「人質秀忠」と言うだけあって、向井くんの登場時間が長すぎて、キーボードを打っている場合ではない時間も結構あった。(笑)
サル(秀吉:岸谷吾朗)の妹で徳川家康に嫁いだ旭の死に際に間に合った竹千代な向井くん
これは、嫌いじゃないぞぉ。似合ってるぞお♪
この後の渡り廊下でのノダメヒメ(上野樹里)との会話が気に入らなかったけど。(笑)
「私は、人質です。」と言う向井くん。この感じちょっとウーパールーパー(古っ!)が入ってるのよねぇ。
向井くんに興味のない友人たちに度々指摘されるウーパールーパー顔。否定できない(苦笑)
先日、お茶しながらドラマに興味のない友人Aちゃんに、「今度から日曜日夜は忙しいから」
と告げると「どうしてですか?」と素直に乗ってくれた。
「だって、大河ドラマに向井くんが登場するのよ」
と、いつもより若干回りくどく向井くんネタに持っていく嫌な女nanako。
Aちゃん「へぇ~、何の役なんですかぁ?」律儀である。定石通りの受け答え。
私「秀忠」
Aちゃん「秀忠ってことは、豊臣秀吉の息子ですか?」
私「徳川秀忠よ~」
Aちゃん「あれっ?何代将軍でしたっけ?」
私「2代将軍秀忠よお!家康の息子!」
Aちゃん「なんで、徳川家康の息子なのに『秀忠』って名前なんですかねぇ?」
・・・もっともである・・・考えたことも無かった歴史音痴nanako。
私「そう言えば、予告編で自分のこと人質とか言ってたから秀吉の人質になって名前もつけられちゃうんじゃない?」
と、歴史の好きな方にとっては聞くに堪えないであろう会話を繰り広げる私達。
Aちゃん「で、かっこいいんですか?向井君は」
私「ビミョ~。初回は短かったし。でもいいの。向井くんがお芝居しているところは見届けなくちゃ」
Aちゃん(あきれながら)「そうですかぁ。ところで・・・」と、別の話題に。(笑)
で、歴史音痴2名が想像した通り(通りなのか?)豊臣家で元服させられる竹千代。
アップ多用はいいのだが、お肌の調子は相変わらず悪そう。
大政所の奈良岡朋子さんは短くてもやっぱり説得力のあるお芝居。やっぱりねぇ。。。
「そちには、わしの名より一字を授ける。本日より秀忠・・・と、名乗るがよい」
と、サル(秀吉:岸谷吾朗)に告げられた向井くん。
↓自分でまとめるのがメンドーなので、番組HPより
竹千代は全てに冷めた皮肉屋だった。秀吉は徳川家に恩を売ろうと、悲しみに沈む母・大政所(奈良岡朋子)の手で竹千代を元服させ、「秀忠」と名乗らせる。
母を政治に利用する秀吉に怒る江だが、秀忠は他人事のようにあざ笑うばかり。2人の初対面はけんか別れとなってしまった。
向井秀忠とノダメヒメの何とも言えない会話の数々より1つだけ、秀忠のセリフをピックアップ。
「今度は庇うのですか?さっきはボロクソに言っていたくせに」って・・・へんなセリフ。ホントーに時代劇???
で、秀忠が去った後、
「姫様のいつもの調子が全く出せませんでしたねぇ」とお付きの者に言われたノダメヒメと向井秀忠の会話。
歴代戦国武将よりも強いはずの江姫よりも強い=最強な秀忠ってこと???なんかむず痒い。(笑)
場面変わってちょんまげで実家に戻ってきたシーン。
「その、官兵衛とやらには会えませんでしたけど、一人、おもしろいおなごと会いました」と、実家に戻って家康に報告する向井秀忠。。。出た~~!お約束、おもしろいおなご!!!はっきり言って全然おもしろく(興味深いって意味でも)なかったんですけど!
家康が黒田官兵衛のことを言っているのに無理やりですよ。。。
「なに?江殿に」と、顔をほころばせる家康。ノダメヒメってどれだけ大人物をたらしこんでるんだか。。。
「父上をたいそう、かいかぶってのご様子でした。」
「なんじゃとお?」という家康に「旅の埃を落としてまいります」と喰い気味に言い残してさっさと立ち去る向井秀忠。
なんでも、子供の頃は明るくて闊達だったらしいが、家康のやり方が何もかもおもしろくないから(あんなに拗ねているの)だろう。っていう説明台詞を北大路欣也に言わせるのもすごい。
ここで、あの感じの悪い皮肉屋キャラの説明終了。
もう向井君は出てこないのかと安心して書いていたら、千利休(石坂浩二)にお茶を淹れてもらっているAKIRAとノダメヒメ。
そこに、向井秀忠がやってくる。
向井くんったらいきなり(なんか、秀忠というよりも向井くんって感じなのだ)
「あきれたな~。どこにでも顔を出すのですね。」と視聴者代表発言。
ありがと~。
「そちらこそ」と、ノダメヒメ。
「私は一応、武士の身ですから」と、向井くん。ほおお。
このときの、AKIRAの困ったようなあきれたようなとぼけた表情が何ともいえずよかった。(笑)
「秀忠さまは茶がお好きで、よう、お見えですわ」と利休。
「へぇ~、元服したばかりの子供に茶の味がわかるのですかぁ?」と苦しい厭味を言うノダメヒメに対し、喰い気味に切り返す若干アゴの上がった向井くん。(普段も喰い気味発言多いし 笑)
「跳ね返りのおなごに茶がわかるとも思えませんけど」
現代劇そのもののノリだが、おもしろくも無いし・・・=脚本×演出×役者の力量だから仕方ない?
ここから、向井くんがノダメヒメとAKIRAをからかって、それに乗じてAKIRAが告白したりなんかして、いきなり向井くんの肩を突き飛ばす(ド突くってかんじ)ノダメヒメ。武士に手を出すなんてあり得ないでしょ~。
なんか、ものすご~~~~くやっすいコントで面白くもなんともない。
でも、この二人がそれをやっていても残念な感じがさほどしないのもある意味残念。
向井くんはノダメヒメに合わせた芝居をやっているつもりなのかもしれないけど、実力なのか???
なんか、同席しているのにAKIRAの方が雰囲気が合ってよさげなのが悔しい。(笑)
同じシーンでも、利休の石坂浩二はちゃんと説得力があるお芝居なのだからやっぱり・・・。
ま、他の役者にしても、秀吉があんな感じだしそれにお似合いな石田ヒステリック光成(萩原聖人)。
そんな中にあっても豊臣秀次の北村有起哉の芝居が光っている。この人存じ上げなかったが、歌舞伎の関係の方?とか思って調べてみたら舞台出身で北村和夫さんのご子息だった。ま、2世だからって上手いとは限らないけど。
それにしても、利休が秀吉の怒りを買うシーンまでしっかりヒダメヒメが参加。ご丁寧に家康にそのことを言わせてるし・・・。
ヒドイですねぇ・・・色々と。
こんなにヒドイドラマなんだけど、「JIN~仁~」を3回分観ていなくても見ちゃうんだな~。
向井くん見たさだけです。はい。