○○ソニックが中国・湖南省の大手電池メーカーに、ハイブリッド車に使う電池の製造工場をたったの5億円で売却することになったというニュースを聞いて、「ハゲタカ」の大空電機とアカマ自動車のことを思った私はやっぱりハゲタカ廃人。(←最近は素直に認めている)
http://www.nhk.or.jp/news/html/20110201/k10013789201000.html
工場の従業員は中国の企業に出向する形になると言うが、映画「ハゲタカ」で劉君が言っていたように「我々は学びたい!」っていうよりも、手っ取り早く技術を買い占めたわけで。。。
いいんだろうか?
たったの5億円なのに日本の企業は買うことが出来なかったのか?
何とかしようと思ったファンドはなかったのか?
とはいえ、ドラマ「ハゲタカ」では。虚業のベンチャー企業に乗っ取られそうになった大空電機を守るために鷲津は中国の企業テクスン社に買収を持ちかけたわけだし。。。
色々思うところである。
このニュースを知ったのは2月1日のNHK総合TVの放送だったが、同じニュース番組内で当の○○ソニックが六本木ヒルズでエスプレッソコーヒーメーカーの発売イベントをやった云々という特集があった。
なんでも、ウチカフェブームに乗ってのことらしい。
なんかねぇ、変な気分。
5年くらい前にデロンギというイタリアの家電メーカーのエスプレッソマシーンを購入して、カフェラテとか毎朝作って楽しんでいたのだが、習熟するとかなり美味しいコーヒーを作ることが出来た。
シンプルな構造で安価でデザインも素敵だったのでかなり満足出来ていた。
が、マクロビ生活に突入して牛乳をいただかなくなったのでマシン?は妹にあげてしまった。
で、今更後発メーカーの4万円近くするマシン?を大々的に売り出して本当に勝算があるのか?と素朴な疑問。
これからの自動車産業の大事な技術である、ハイブリッド用電池は捨ててエスプレッソ文化が成熟しているイタリアのメーカーに対抗するのって、なんだか不思議な感じがするのである。
もちろん、独占禁止法が存在するわけだけどやり方はいくらでもあるように思えるんだけど、あえて中国に売却すると言う選択肢は、もしかすると何らかの見返りもあるのかもね。。。