銀座にお出かけして、時間があったので改装後の三越にできたcafeにパンケーキをいただきに出かけた。

友人Nちゃんも私も改装後の三越に入るのは初めてだったので、一通り見学しようと言うことになって上の方に出かけたら8Fでやっていた展覧会。


カテゴリーはアートにするのが客観的には正しいのだろうが、主観的には龍馬伝だ。(笑)


THE 紫舟 展

11月30日(火)まで ※最終日は午後4時30分閉場

大河ドラマ「龍馬伝」の題字を手掛け、国内外で活躍する女性書家・紫舟氏。本展では、紫舟氏ならではの、伝統的なスタイルに捉われず自由な発想で制作された作品を発表いたします

何気なく入ったら、なんと龍馬伝で実際に使用した「海援隊」(横書き)とか、弥太郎のバックにやたら出てきて気になっていた「不羈独立」(※下に説明入れました)とか、気になるものが盛りだくさん。

だいたい、200万円前後で販売していたが、龍馬伝で実際に使用したものは全て売約済みだった。

やはり大河ドラマと言うのはすごいものだ。

そして、最終回に向けてここまでやりきるNHK広報班もご立派。


「不羈独立」に喰いつく私に不思議そうな反応をするNちゃん。彼女も一般視聴者として、私とはかなり温度差があるものの未だに脱藩せずに龍馬伝を見ているのにも関わらずだ!

「弥太郎の後ろにいっつもかかってるじゃない!」と言う私に。「えええええ~!そんなの全く気付きませんでしたよぉ。(笑)」と笑い飛ばしたNちゃん。

「すっごく目立つじゃない?」

「いいえ!そんなに詳しくじっくり観ませんよ」

「じっくり観なくても、普通に毎回目に入るよ」

「マニアックですよね」

「そんなことないけど・・・」


そして「海援隊」の書には左端に紫舟さんの名と落款があったので、撮影が終わった後に書き足して売ってるのだろうなどと話す。(笑)

その、海援隊の文字は勢い余って墨が色々飛び散っていた。

それをしげしげと見た私が「これ買った人は、きっとDVDのシーンを一時停止して、客間に飾ったこれとを比較して自慢するのよ。でも、ホントにドラマのと一緒なのか良~く見ておこ」と言ったらNちゃんに言われてしまった。


「もう、間違いなくオタクですよ!」


私は生まれてこの方オタクと言われたことはなかった。。。

しかも付き合いの長いNちゃんから言われるとは。。。

龍馬伝を1年も(始まる前からだからもっと長いけど)追いかけていると他人からはこう見えてしまうのだろう。

なんかショックだったが、この件に関してはあまり否定できなかったのだ。


「確かに、オタクの方々といっしょになって騒いでいたからそう言う素質が備わったのかもね」

と、諦め気味に認める私がいたのであった。



※「不羈独立」
読み方:ふきどくりつ

何ものにも縛られたり制約を受けず、また何ものの援助や助けも受けずに独力で道を切り開いて行こうとすること。「独立不羈」とも言う。「不羈」は、束縛や制約を受けないの意味、「独立」はこの場合は、援助や助けなどを得ずに自立してやってゆく、の意味。